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578 引き裂かれる恥穴②
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レスラーのような体躯に似合わず、獄卒はきわめて用意周到だった。
亀頭の鼻面でしきりに翔の肛門周辺を撫で、つつき回した後、すわ挿入に及ぶかと思いきやー。
そうはしなかった。
一度腰を引き、翔の恥穴からペニスを離し、谷間から出した。
「ア…」
その瞬間、翔が小声で鳴き、振り返りそうになったのは、未練の気持ちの表出だろう。
翔自身、ビール瓶級のジャンボペニスによる激烈なひと突きを期待して、胸をわくわくさせていたに違いない。
が。
獄卒はあくまでも慎重だった。
どこから取り出したのかー。
いつのまにか、右手にチューブみたいなものを握っている。
親指一本でその蓋を外すと、チューブを搾りながら、猛り立った己の肉棒にオイルのようなものを垂らし始めたのだ。
ゼリーでもまぶしたようにたちまちドロドロになる巨大な男根。
余った分を両手のひらにつけると、今度は翔のつんと突き出た形のいい尻に透明液を塗りたくる。
「ハアアン・・・」
肉の双球を大きな手で揉みしだかれて、翔がかすれた声で鳴く。
美青年の弾力のある尻肉が、オイルまみれにされてムニムニ揉まれるさまは、とてもとても、いやらしい。
獄卒はさっきやったように両手でつかんだ翔の尻肉を左右に押し開くと、再び肛門を剥き出しにしてオイルだらけの亀頭を押しつけた。
チュプ、チュプ、チュプ・・・。
先端をわずか五ミリほどだけ剥き出しの恥穴に入れては、肉襞に捕まらないうちにすぐに出す。
そんな微妙な行為を繰り返す。
「い・・・」
翔が何か言いかけた。
ーいれ、て・・・ー
そのハスキーボイスは、どうやらそう囁いているようだ。
けれど。
獄卒は、翔の要望をガン無視して、執拗に先っちょだけの挿入を繰り返している。
「翔さまの肛門に媚薬入りのローションをたっぷり塗り込むと同時に、挿入するフリだけして焦らしに焦らす。さすが彼、この秘密ショーの進行役だけありますね」
感心したように陽が言うと、その言葉が聞こえたかのように、切なげに喘ぎながら、胡坐縛りの状態のまま、翔が悩ましげに尻を振り始めた。
「オネガイ・・・。イレテ・・・」
「翔・・・」
悔しさのあまり、つい声が出た。
心が張り裂けそうだった。
ここからは見えないが、きっと翔は、あの可憐な薔薇色の乳首をも、カチコチに尖らせているに違いない。
己自身のペニスを、畳に強く擦りつけながら。
馬鹿!
嫉妬にまみれ、心の中で、僕は叫び続けた。
どうしてそんなやつのチンポを欲しがるんだ!
セックスなら、僕がいくらでもしてあげるのに!
そのために、僕を自分好みの性奴隷に仕立て上げたんだろう?
君が欲しいのは、肉奴隷の僕のチンポだけじゃなかったの?
君は薬に狂わされてるんだ!
やめろ!
自分から「入れて」だなんてー。
そんなはしたないこと、口が裂けても、言うんじゃない!
亀頭の鼻面でしきりに翔の肛門周辺を撫で、つつき回した後、すわ挿入に及ぶかと思いきやー。
そうはしなかった。
一度腰を引き、翔の恥穴からペニスを離し、谷間から出した。
「ア…」
その瞬間、翔が小声で鳴き、振り返りそうになったのは、未練の気持ちの表出だろう。
翔自身、ビール瓶級のジャンボペニスによる激烈なひと突きを期待して、胸をわくわくさせていたに違いない。
が。
獄卒はあくまでも慎重だった。
どこから取り出したのかー。
いつのまにか、右手にチューブみたいなものを握っている。
親指一本でその蓋を外すと、チューブを搾りながら、猛り立った己の肉棒にオイルのようなものを垂らし始めたのだ。
ゼリーでもまぶしたようにたちまちドロドロになる巨大な男根。
余った分を両手のひらにつけると、今度は翔のつんと突き出た形のいい尻に透明液を塗りたくる。
「ハアアン・・・」
肉の双球を大きな手で揉みしだかれて、翔がかすれた声で鳴く。
美青年の弾力のある尻肉が、オイルまみれにされてムニムニ揉まれるさまは、とてもとても、いやらしい。
獄卒はさっきやったように両手でつかんだ翔の尻肉を左右に押し開くと、再び肛門を剥き出しにしてオイルだらけの亀頭を押しつけた。
チュプ、チュプ、チュプ・・・。
先端をわずか五ミリほどだけ剥き出しの恥穴に入れては、肉襞に捕まらないうちにすぐに出す。
そんな微妙な行為を繰り返す。
「い・・・」
翔が何か言いかけた。
ーいれ、て・・・ー
そのハスキーボイスは、どうやらそう囁いているようだ。
けれど。
獄卒は、翔の要望をガン無視して、執拗に先っちょだけの挿入を繰り返している。
「翔さまの肛門に媚薬入りのローションをたっぷり塗り込むと同時に、挿入するフリだけして焦らしに焦らす。さすが彼、この秘密ショーの進行役だけありますね」
感心したように陽が言うと、その言葉が聞こえたかのように、切なげに喘ぎながら、胡坐縛りの状態のまま、翔が悩ましげに尻を振り始めた。
「オネガイ・・・。イレテ・・・」
「翔・・・」
悔しさのあまり、つい声が出た。
心が張り裂けそうだった。
ここからは見えないが、きっと翔は、あの可憐な薔薇色の乳首をも、カチコチに尖らせているに違いない。
己自身のペニスを、畳に強く擦りつけながら。
馬鹿!
嫉妬にまみれ、心の中で、僕は叫び続けた。
どうしてそんなやつのチンポを欲しがるんだ!
セックスなら、僕がいくらでもしてあげるのに!
そのために、僕を自分好みの性奴隷に仕立て上げたんだろう?
君が欲しいのは、肉奴隷の僕のチンポだけじゃなかったの?
君は薬に狂わされてるんだ!
やめろ!
自分から「入れて」だなんてー。
そんなはしたないこと、口が裂けても、言うんじゃない!
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