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576 淫蕩の拷問部屋⑳
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翔の肛門に、僕は目を凝らす。
左右に引っ張られ、露わにされた白い双丘の谷間の奥。
放射状に皺が集中する中心に、濡れ光る小さな赤い穴がある。
その穴には今、フランクフルトソーセージ並みに太い人差し指が挿入され、リズミカルに出し入れされている。
指が太すぎるからだろうか。
後退する時、肛門周辺の括約筋が吸いつくように指の周りに纏いつき、中心がぎゅうっと盛り上がる。
その際翔の肛門は本物のフジツボそっくりの形になり、離すまいとするかのように獄卒の指と一緒に隆起する。
そして指のピストン運動に合わせて、クチュクチュとといやらしい音を立て、陥没と隆起を繰り返す。
その度に、穴の縁から正体不明の白い液体を滲ませながらー。
翔の両足は、胡坐をかいた姿勢のまま、太腿と脛を太い荒縄でひとまとめに緊縛され、縄の余った部分で背中に回した両手首と連結されている。
だからその格好のままうつ伏せに転がされても、尺取虫のようにひくつくだけで、逃げることは不可能だ。
その無防備な美青年の裸体の傍らに片膝をつき、プロレスラーまがいの覆面男が剥き出しの肛門をいじりまくる。
うつ伏せのまま股間で勃起した淫らな器官を畳の表面に自ら擦りつけながら、翔はか細い声で喘いでいる。
もしここで翔の躰をどければ、その下の畳にはカウパー腺液が蛞蝓の這ったような痕跡を残しているはずだ。
匂い立つ翔の生々しい亀頭が、密着した畳との間に蕩けるように糸を引くさまを妄想し、僕は小さく喘いでしまう。
「あの化け物も、相当に興奮してるみたいね」
図らずも姉さんが指摘したとおり、極卒の下半身の小さなひし形の布は、ビール瓶を入れたように膨張している。
「ですね。つまり、本番はこれからということでしょう」
陽のその言葉は、すぐに証明されることになった。
最後に数回クチュクチュを繰り返すと、やおら獄卒が翔の肛門から指を抜き取って、立ち上がったのだ。
そうして改めて翔の背後に仁王立ちになると、無造作に己のボンテージスーツの股間に手をかけた。
ひし形の革布がめくられ、
ぶるんっ!
しぶきを上げて、ものすごいものが飛び出してきた。
巨漢の股間でゆっくり上下に揺れているのは、いかにも重量感たっぷりなイチモツである。
まさしくビール瓶サイズそのものの、黒光りする巨大な男根だ。
赤く充血した、艶やかな亀頭。
その首あたりに、松茸形に開いた立派な雁首。
肉茎部分は鎧を纏ったようにゴツゴツしていて、ところどころに真珠を仕込んでいるのか、不自然な凸凹がある。
「すごい・・・」
姉さんが息を呑むのがわかった。
「あれじゃ、まるで凶器だわ。あんなに大きいの見るの、あたし、初めて・・・」
筋金入りの腐女子の姉さんが驚くくらいだから、これは本物だった。
「確かにゾウ並みですよね。あんなので犯されたら、翔さまはいったい・・・」
気の毒そうに応じる陽。
だが、いくら彼が平静を装っていても、その声は、残忍な興奮でかすかに震えているようだった。
左右に引っ張られ、露わにされた白い双丘の谷間の奥。
放射状に皺が集中する中心に、濡れ光る小さな赤い穴がある。
その穴には今、フランクフルトソーセージ並みに太い人差し指が挿入され、リズミカルに出し入れされている。
指が太すぎるからだろうか。
後退する時、肛門周辺の括約筋が吸いつくように指の周りに纏いつき、中心がぎゅうっと盛り上がる。
その際翔の肛門は本物のフジツボそっくりの形になり、離すまいとするかのように獄卒の指と一緒に隆起する。
そして指のピストン運動に合わせて、クチュクチュとといやらしい音を立て、陥没と隆起を繰り返す。
その度に、穴の縁から正体不明の白い液体を滲ませながらー。
翔の両足は、胡坐をかいた姿勢のまま、太腿と脛を太い荒縄でひとまとめに緊縛され、縄の余った部分で背中に回した両手首と連結されている。
だからその格好のままうつ伏せに転がされても、尺取虫のようにひくつくだけで、逃げることは不可能だ。
その無防備な美青年の裸体の傍らに片膝をつき、プロレスラーまがいの覆面男が剥き出しの肛門をいじりまくる。
うつ伏せのまま股間で勃起した淫らな器官を畳の表面に自ら擦りつけながら、翔はか細い声で喘いでいる。
もしここで翔の躰をどければ、その下の畳にはカウパー腺液が蛞蝓の這ったような痕跡を残しているはずだ。
匂い立つ翔の生々しい亀頭が、密着した畳との間に蕩けるように糸を引くさまを妄想し、僕は小さく喘いでしまう。
「あの化け物も、相当に興奮してるみたいね」
図らずも姉さんが指摘したとおり、極卒の下半身の小さなひし形の布は、ビール瓶を入れたように膨張している。
「ですね。つまり、本番はこれからということでしょう」
陽のその言葉は、すぐに証明されることになった。
最後に数回クチュクチュを繰り返すと、やおら獄卒が翔の肛門から指を抜き取って、立ち上がったのだ。
そうして改めて翔の背後に仁王立ちになると、無造作に己のボンテージスーツの股間に手をかけた。
ひし形の革布がめくられ、
ぶるんっ!
しぶきを上げて、ものすごいものが飛び出してきた。
巨漢の股間でゆっくり上下に揺れているのは、いかにも重量感たっぷりなイチモツである。
まさしくビール瓶サイズそのものの、黒光りする巨大な男根だ。
赤く充血した、艶やかな亀頭。
その首あたりに、松茸形に開いた立派な雁首。
肉茎部分は鎧を纏ったようにゴツゴツしていて、ところどころに真珠を仕込んでいるのか、不自然な凸凹がある。
「すごい・・・」
姉さんが息を呑むのがわかった。
「あれじゃ、まるで凶器だわ。あんなに大きいの見るの、あたし、初めて・・・」
筋金入りの腐女子の姉さんが驚くくらいだから、これは本物だった。
「確かにゾウ並みですよね。あんなので犯されたら、翔さまはいったい・・・」
気の毒そうに応じる陽。
だが、いくら彼が平静を装っていても、その声は、残忍な興奮でかすかに震えているようだった。
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