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559 淫蕩の拷問部屋③
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こ、擦れる・・・。
硬い豆のように勃起した乳頭が・・・痺れて、気持ち、いい・・・。
股間の中心では、鬼のように隆起した肉棒の先が、やはり縦横無尽に擦られて・・・。
汁が、シーツを汚していく。
「ア~ン、ア~ン、ア~ン・・・」
ぎりっ、ぎりっ、ぎりっ。
後頭部と踵だけを支えにして、公児童公園の雲梯の形に、僕は反り返る。
むろん、三点に与えられる刺激を、隈なく受けるためである。
陰と陽の兄弟は、それぞれシーツの端を持ち、一枚の長方形の形状にピンと広げたまま、その裏面で、僕の裸体を撫でまくる。
動かし方はとても巧妙で、シーツの角度を微妙に変化させ、乳首と亀頭を隅から隅まで摩擦するからたまらない。
「イ、イイ・・・モット、シテ・・・アア・・・」
そのうち僕は、こらえきれなくなって壊れた玩具のようにガクンガクンと上下に腰を振り出した。
三点を起点にして全身に熱が拡がり、僕はもう、汗まみれだ。
それだけでなく、心臓が飛び出しそうなほどバクバクて、吐く息がどんどん荒くなっていく。
今しも射精しそうなほど、気持ち、いい。
ああ、なのに・・・。
もどかしいことに、先走り汁でヌルヌルの亀頭の先からは、白露の一滴すら、出ないのだ。
「催淫剤が効いてきてますね。この程の刺激でオーガズムに達しかけています」
広げたシーツに自ら局部を押しつけようと、虫みたいにのたうち回る僕を見て、感心したように、陽が言う。
「でも、射精はまだ無理みたいね。遊んでないで、早く精をつけさせたほうが、いいんじゃない?」
「ははは、確かにそうでしたね。そろそろ翔さまの所へお連れする時間ですし」
陽が合図すると、陰がシーツを巻き取り、慣れた仕草で畳んでしまった。
「や、やめないで・・・」
全裸の恥ずかしい姿を晒し出され、羞恥で真っ赤になりながら、僕は懇願した。
「手っ取り早く、点滴と口腔からの摂取の、両方で行きますか」
どんな訓練を積んでいるのか、ふたりは看護師のようにテキパキ動いた。
体を起こされた僕は左手首に点滴のチューブの針を刺され、口にパウチを押し込まれた。
「さあ、飲んでください。これでまた、数時間で睾丸を精液で満タンにできますよ。その後は・・・いよいよです」
パウチは妙にとろみが強く、ニンニク臭い味がした。
しかも、量が市販のものの倍はありそうだ。
飲みかけてすぐ、胃の底に、火がついたような熱源が宿った。
そのおせじにも美味とは言えぬ液体を飲み干しながら、僕は夢想した。
翔・・・。
君は今、どうしている?
最後に見た、あられのない翔の痴態がまぶたの裏によみがえる。
勃起したペニスを覆面の巨人”獄卒”に握られ、それ一本を支えに、全裸で荷物のように吊り下げられながらー。
それでもなぜかうっとりとした表情と蕩けるように淫蕩な瞳で、誘うみたいに僕を見つめてきた美青年・・・。
硬い豆のように勃起した乳頭が・・・痺れて、気持ち、いい・・・。
股間の中心では、鬼のように隆起した肉棒の先が、やはり縦横無尽に擦られて・・・。
汁が、シーツを汚していく。
「ア~ン、ア~ン、ア~ン・・・」
ぎりっ、ぎりっ、ぎりっ。
後頭部と踵だけを支えにして、公児童公園の雲梯の形に、僕は反り返る。
むろん、三点に与えられる刺激を、隈なく受けるためである。
陰と陽の兄弟は、それぞれシーツの端を持ち、一枚の長方形の形状にピンと広げたまま、その裏面で、僕の裸体を撫でまくる。
動かし方はとても巧妙で、シーツの角度を微妙に変化させ、乳首と亀頭を隅から隅まで摩擦するからたまらない。
「イ、イイ・・・モット、シテ・・・アア・・・」
そのうち僕は、こらえきれなくなって壊れた玩具のようにガクンガクンと上下に腰を振り出した。
三点を起点にして全身に熱が拡がり、僕はもう、汗まみれだ。
それだけでなく、心臓が飛び出しそうなほどバクバクて、吐く息がどんどん荒くなっていく。
今しも射精しそうなほど、気持ち、いい。
ああ、なのに・・・。
もどかしいことに、先走り汁でヌルヌルの亀頭の先からは、白露の一滴すら、出ないのだ。
「催淫剤が効いてきてますね。この程の刺激でオーガズムに達しかけています」
広げたシーツに自ら局部を押しつけようと、虫みたいにのたうち回る僕を見て、感心したように、陽が言う。
「でも、射精はまだ無理みたいね。遊んでないで、早く精をつけさせたほうが、いいんじゃない?」
「ははは、確かにそうでしたね。そろそろ翔さまの所へお連れする時間ですし」
陽が合図すると、陰がシーツを巻き取り、慣れた仕草で畳んでしまった。
「や、やめないで・・・」
全裸の恥ずかしい姿を晒し出され、羞恥で真っ赤になりながら、僕は懇願した。
「手っ取り早く、点滴と口腔からの摂取の、両方で行きますか」
どんな訓練を積んでいるのか、ふたりは看護師のようにテキパキ動いた。
体を起こされた僕は左手首に点滴のチューブの針を刺され、口にパウチを押し込まれた。
「さあ、飲んでください。これでまた、数時間で睾丸を精液で満タンにできますよ。その後は・・・いよいよです」
パウチは妙にとろみが強く、ニンニク臭い味がした。
しかも、量が市販のものの倍はありそうだ。
飲みかけてすぐ、胃の底に、火がついたような熱源が宿った。
そのおせじにも美味とは言えぬ液体を飲み干しながら、僕は夢想した。
翔・・・。
君は今、どうしている?
最後に見た、あられのない翔の痴態がまぶたの裏によみがえる。
勃起したペニスを覆面の巨人”獄卒”に握られ、それ一本を支えに、全裸で荷物のように吊り下げられながらー。
それでもなぜかうっとりとした表情と蕩けるように淫蕩な瞳で、誘うみたいに僕を見つめてきた美青年・・・。
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