淫美な虜囚

ヤミイ

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548 ミルクまみれの肉バナナ⑦

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 ぶちゅ。

 肛門の穴にノズルがめり込む音。

「アアッ」

 僕はガクンと背中を反らして硬直する。

 待ちに待った挿入だ。

 その意味では、陽の言う通り。

 翔に開発された僕の穴。

 どんなに太いものを入れられても、裂けたりはしない。

 なんせ、たび重なる挿入に、括約筋が緩んでしまっているからだ。

 そう。

 翔の肛門と同じくらいに。

 くちゅ。

 くちゅくちゅくちゅ。

 粘液の音を響かせて、ホースが穴に押し入っていく。

 今頃窪んでいた穴の周囲の襞は、藤壺みたいに盛り上がり、歓迎するようにホースに纏いついているに違いない。

「クウウン・・・」

 仔犬のような声が、食いしばった奥歯の隙間から洩れた。

 むろん、痛いからではない。

 気持ち、いいのだ。

 冷たいホースの表面が、直腸の内側を擦るその感触が。

 肉管の中を、異物がみっしりと埋め尽くし、めりめり音を立てて進むその感覚がー。

 姉さんの操るホースの中では、陰茎がバキバキに勃っている。

 それを最大の吸引力で吸いながら、姉さんが手首のスナップを利かせてホースを抉るように動かした。

 そうすることでホースの内側の壁が剥けた亀頭を擦り、僕を狂わせるのを知っているからだ。

 その点では、睾丸を責める陰も負けてはいなかった。

 姉さん顔負けの巧みさでホースの先を操り、吸い込んだ僕の睾丸を弄ぶ。

 袋の中で精巣同士が最も擦れ合い易いように、動かす角度を色々試しているのだ。

 ズブズブズブズブ・・・。

 陽の両手に力が入り、ホースが肛門に挿入される速さが加速する。

 僕は顎と胸を床につけ、お尻を高く掲げて回した両手で尻肉を左右に押し広げたままだ。

「アアアアアアアア・・・、イ、イイ・・・」

 思わず喘いでしまったのは、めり込んだノズルの鼻先が、管の奥に息づく禁断の部位に触れたからだった。

 男のGスポットとも言われる、最もヤバい個所。

 直腸内にある前立腺隆起に、硬く冷たいノズルの先端が、ついに達してしまったのである。



 
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