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543 ミルクまみれの肉バナナ②
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「ちょっとやり方を変えませんか?」
陽が言い出したのは、浴場の中を半周ほど引きずられた時のことだった。
突然身体が止まり、僕は薄目を開けた。
ホースの中にいっぱいに詰まった勃起陰茎と陰嚢が痺れるようにジンジンする。
気持ち、良かった。
正直、もっと続けてほしい、その思いが拭いきれない。
もう少し。
もう少しで射精できたのに・・・。
ああ、射精。
なんて素敵な言葉の響きだろう。
姉さんたち女性には絶対にわからない、あの爆発的な絶頂の瞬間・・・。
躰が溶け、熱したマグマと化して尿道の中を突き進み、狭い尿道口から噴出して、大宇宙に拡散していくようなー、あの歓喜。
「変えるって、どういうふうに?」
ハンディクリーナーのスイッチを切って、姉さんが問う。
吸引力が失われ、局部に感じる快感が弱まった。
「同じ刺激を続けると、人間の感覚器はいずれそれに慣れてしまいます。ここらで吸い方を変えるのです」
肩紐で左肩から下げていた自分のクリーナーを、陽が抱え直した。
「また乳首を吸う気?」
畳みかけるように姉さんが言う。
「それはさっきやったでしょ?」
「ええ、ですから、それ以外のやり方で。とりあえず、一度巧君の陰茎と睾丸を解放してやってくれませんか」
「いいけど」
姉さんが無造作にホースを引き、ノズルをひねった。
「ああんっ」
外れる瞬間、プラスチックの内側に亀頭が烈しく擦れ、瞬殺的な電撃に僕は情けない声を出す。
ぶるんっ!
ぼろんっ!
真っ赤に充血した特大ソーセージと、破れかけたビニール袋みたいにひしゃげた睾丸袋が飛び出した。
「はあああ・・・」
僕は股倉を全開にして、綺麗に剃毛した剥き出しの陰部を三人の前に曝け出した。
天を衝かんばかりに聳え立つ僕の分身は、今にも血を噴き出さんばかりに怒張し、先端から湯気を上げている。
肉茎の三分の一ほどもある兜武者の頭部の形をした巨大亀頭は、剥け切って縮緬状の縄輪となった包皮で絞首刑の囚人のごとく雁首の下を絞めつけられ、爆発寸前まで膨張してしまっていた。
「お姉さんは今まで通りペニスを」
世にもはしたない格好で裸体を晒す僕を冷ややかな眼で見つめながら、陽が言う。
「そして陰は睾丸を」
「なるほど、つまり、三人で性器を別々に吸うというわけね。でも、あなたは? また乳首にするの?」
「いいえ」
笑いながら陽がかぶりを振った。
「乳首はそのうち巧君が自分自身で弄り出すでしょう。両手は空いていますから]
「しゃあ、どうするの?」
いぶかしげに首をかしげる姉さんに、チャシャ猫みたいに微笑んで陽が答えた。
「もう一か所、あるじゃないですか。掃除機をまだ試していない、大事な大事な性感帯が」
陽が言い出したのは、浴場の中を半周ほど引きずられた時のことだった。
突然身体が止まり、僕は薄目を開けた。
ホースの中にいっぱいに詰まった勃起陰茎と陰嚢が痺れるようにジンジンする。
気持ち、良かった。
正直、もっと続けてほしい、その思いが拭いきれない。
もう少し。
もう少しで射精できたのに・・・。
ああ、射精。
なんて素敵な言葉の響きだろう。
姉さんたち女性には絶対にわからない、あの爆発的な絶頂の瞬間・・・。
躰が溶け、熱したマグマと化して尿道の中を突き進み、狭い尿道口から噴出して、大宇宙に拡散していくようなー、あの歓喜。
「変えるって、どういうふうに?」
ハンディクリーナーのスイッチを切って、姉さんが問う。
吸引力が失われ、局部に感じる快感が弱まった。
「同じ刺激を続けると、人間の感覚器はいずれそれに慣れてしまいます。ここらで吸い方を変えるのです」
肩紐で左肩から下げていた自分のクリーナーを、陽が抱え直した。
「また乳首を吸う気?」
畳みかけるように姉さんが言う。
「それはさっきやったでしょ?」
「ええ、ですから、それ以外のやり方で。とりあえず、一度巧君の陰茎と睾丸を解放してやってくれませんか」
「いいけど」
姉さんが無造作にホースを引き、ノズルをひねった。
「ああんっ」
外れる瞬間、プラスチックの内側に亀頭が烈しく擦れ、瞬殺的な電撃に僕は情けない声を出す。
ぶるんっ!
ぼろんっ!
真っ赤に充血した特大ソーセージと、破れかけたビニール袋みたいにひしゃげた睾丸袋が飛び出した。
「はあああ・・・」
僕は股倉を全開にして、綺麗に剃毛した剥き出しの陰部を三人の前に曝け出した。
天を衝かんばかりに聳え立つ僕の分身は、今にも血を噴き出さんばかりに怒張し、先端から湯気を上げている。
肉茎の三分の一ほどもある兜武者の頭部の形をした巨大亀頭は、剥け切って縮緬状の縄輪となった包皮で絞首刑の囚人のごとく雁首の下を絞めつけられ、爆発寸前まで膨張してしまっていた。
「お姉さんは今まで通りペニスを」
世にもはしたない格好で裸体を晒す僕を冷ややかな眼で見つめながら、陽が言う。
「そして陰は睾丸を」
「なるほど、つまり、三人で性器を別々に吸うというわけね。でも、あなたは? また乳首にするの?」
「いいえ」
笑いながら陽がかぶりを振った。
「乳首はそのうち巧君が自分自身で弄り出すでしょう。両手は空いていますから]
「しゃあ、どうするの?」
いぶかしげに首をかしげる姉さんに、チャシャ猫みたいに微笑んで陽が答えた。
「もう一か所、あるじゃないですか。掃除機をまだ試していない、大事な大事な性感帯が」
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