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525 地下迷宮⑲
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陽の言う通りだった。
三人の目の前で、僕の陰茎が動き始めていた。
やや水平に近い位置に頭をもたげた肉色の棒。
先端に兜を被せたようなその棍棒が、あたりを睥睨するように、ゆるゆると左右に首を振り出したのである。
興奮が高まっている証拠だった。
勃起途上の陰茎ほど、卑猥なものはない。
茎の表面に青い静脈を浮き上がらせ、徐々に後退する包皮の下から薔薇色の鼻面を覗かせた長大な筋肉の棒。
縦に割れたその先っちょからいやらしい透明露を滲ませ、仮性包茎特有の恥垢の臭いをほのかに発している・・・。
「この調子なら、浣腸でもイクかもしれないわね。このクズ」
見下げ果てたと言わんばかりに姉さんが言い、ぐいとシリンダーに内筒を押し込んだ。
「アアア・・・」
か細い声で、鳴いてしまった。
まるで女の子みたいな声だ。
人肌に温められた液体が、肛門から直腸に注入され、一気に中を満たしたのだ。
「まさか、浣腸されながら絶頂に達するなんて・・・それじゃ、本物の変態ですよ」
あきれ顔の陽。
僕は赤面した。
姉さんの指摘はあながち嘘じゃない。
すでに僕は臨戦態勢に入りかけている。
この感じ方・・・。
おそらく、さっき飲まされた栄養剤を原料に、睾丸の中で精巣が精子の製造を開始したに違いない。
それにしても、百戦錬磨の男娼にも呆れられてしまうとは・・・。
翔のおかげで、僕はどこまで堕ちてしまったのだろう・・・。
「今頃わかったの? こいつと翔は究極のM男なの。楽しみにしてなさい。今にとんでもないものが見られるから」
姉さんの指が容赦なく押し子を押していく。
注射器は幼児の腕ほどもある太さだから、その中の洗浄液の量もハンパない。
腹部がムクムク膨らんでいく。
まるで中年男の下腹部のように、まん丸に。
「や、やばい・・・」
僕は涙ぐんだ。
直腸も小腸も大腸も、注入された洗浄液で、パンパンに張ってしまっている。
く、くるしい・・・。
ああ、腹が、破裂しそう…。
けれどー。
僕はこの時、猛烈に欲情していた。
腹の痛み以上に、苦しむ自分が愛おしかったのだ・・・。
三人の目の前で、僕の陰茎が動き始めていた。
やや水平に近い位置に頭をもたげた肉色の棒。
先端に兜を被せたようなその棍棒が、あたりを睥睨するように、ゆるゆると左右に首を振り出したのである。
興奮が高まっている証拠だった。
勃起途上の陰茎ほど、卑猥なものはない。
茎の表面に青い静脈を浮き上がらせ、徐々に後退する包皮の下から薔薇色の鼻面を覗かせた長大な筋肉の棒。
縦に割れたその先っちょからいやらしい透明露を滲ませ、仮性包茎特有の恥垢の臭いをほのかに発している・・・。
「この調子なら、浣腸でもイクかもしれないわね。このクズ」
見下げ果てたと言わんばかりに姉さんが言い、ぐいとシリンダーに内筒を押し込んだ。
「アアア・・・」
か細い声で、鳴いてしまった。
まるで女の子みたいな声だ。
人肌に温められた液体が、肛門から直腸に注入され、一気に中を満たしたのだ。
「まさか、浣腸されながら絶頂に達するなんて・・・それじゃ、本物の変態ですよ」
あきれ顔の陽。
僕は赤面した。
姉さんの指摘はあながち嘘じゃない。
すでに僕は臨戦態勢に入りかけている。
この感じ方・・・。
おそらく、さっき飲まされた栄養剤を原料に、睾丸の中で精巣が精子の製造を開始したに違いない。
それにしても、百戦錬磨の男娼にも呆れられてしまうとは・・・。
翔のおかげで、僕はどこまで堕ちてしまったのだろう・・・。
「今頃わかったの? こいつと翔は究極のM男なの。楽しみにしてなさい。今にとんでもないものが見られるから」
姉さんの指が容赦なく押し子を押していく。
注射器は幼児の腕ほどもある太さだから、その中の洗浄液の量もハンパない。
腹部がムクムク膨らんでいく。
まるで中年男の下腹部のように、まん丸に。
「や、やばい・・・」
僕は涙ぐんだ。
直腸も小腸も大腸も、注入された洗浄液で、パンパンに張ってしまっている。
く、くるしい・・・。
ああ、腹が、破裂しそう…。
けれどー。
僕はこの時、猛烈に欲情していた。
腹の痛み以上に、苦しむ自分が愛おしかったのだ・・・。
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