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490 M男たち①
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「ああん、き、きもち、い、いい・・・」
姉さんの扱きに喘ぎ出す陽。
と。
その声でスイッチが入ったかのように、突然、影が動いた。
弟の、陰だった。
それまで影のように存在を消していた陰が、すっと動いて陽の後ろに立ったのだ。
兄の臀部に両手を伸ばし、ツンと上を向いた形のいい陽の桃肉をふたつに割った。
次に谷間に食い込む紐水着を横にずらすと、肛門を露わにした。
きょうまだ未使用の陽の肛門は、綺麗なピンク色をしている。
その女陰のような流線形の穴を、やおら唾液をまぶした指先で左右に広げにかかった。
指の間に覗く肛門内部のサーモンピンクが僕の眼を射抜く。
「陰、な、なにを?」
ようやく異変に気づいたらしく、陽が驚きの表情を顔に刻んで後ろを振り返ろうとしたその時ー。
陰がいきなり自分の紐水着の前部の紐をずらし、無言でペニスを曝け出した。
兄のそれに似たペンシル型の男根は、僕のと同様、皮を被っている。
が、陰は用意周到だった。
いつのまに準備していたのか、その先に素早くコンドームを被せると、兄が抵抗する暇を与えず、
ずぶり。
いきなり肛門に勃起ペニスを挿入したのである。
「あぐっ」
のけぞる陽。
姉さんにペニスを握られ、陰にバックから犯されて、ほとんどつま先立ちになっている。
コンドームさえ装着すれば、仮性包茎者でも烈しい性交が可能になる。
陰はそれを証明してみせたのだ。
そのしなやかな上半身に、陰が背後から両腕を回す。
抱き締めるように前で交差させ、互い違いの手で乳首をそれぞれ弄り出す。
「ア、アアアアア、アアアアアッ!」
時ならぬ四点責めに、美少年ホストが痙攣する。
僕は激しい嫉妬に己が勃起陰茎を握りしめた。
くそっ。
も、もう、我慢できないー。
そして。
陽の喘ぎ声をかき消すようなどよめきが起こったのは、衝動に駆られて自慰を始めようとした、その瞬間だった。
観客たちの眼が、ステージ上のモニター画面に集中している。
そこで行われている行為を見るなり、僕はアッと声を上げていた。
獄卒の怪力でふたつに折り畳まれ、あろうことか、股間に頭を突っ込んで、己のペニスを咥えさせられた翔。
その翔が、更に大変なことになっていたのである・・・。
姉さんの扱きに喘ぎ出す陽。
と。
その声でスイッチが入ったかのように、突然、影が動いた。
弟の、陰だった。
それまで影のように存在を消していた陰が、すっと動いて陽の後ろに立ったのだ。
兄の臀部に両手を伸ばし、ツンと上を向いた形のいい陽の桃肉をふたつに割った。
次に谷間に食い込む紐水着を横にずらすと、肛門を露わにした。
きょうまだ未使用の陽の肛門は、綺麗なピンク色をしている。
その女陰のような流線形の穴を、やおら唾液をまぶした指先で左右に広げにかかった。
指の間に覗く肛門内部のサーモンピンクが僕の眼を射抜く。
「陰、な、なにを?」
ようやく異変に気づいたらしく、陽が驚きの表情を顔に刻んで後ろを振り返ろうとしたその時ー。
陰がいきなり自分の紐水着の前部の紐をずらし、無言でペニスを曝け出した。
兄のそれに似たペンシル型の男根は、僕のと同様、皮を被っている。
が、陰は用意周到だった。
いつのまに準備していたのか、その先に素早くコンドームを被せると、兄が抵抗する暇を与えず、
ずぶり。
いきなり肛門に勃起ペニスを挿入したのである。
「あぐっ」
のけぞる陽。
姉さんにペニスを握られ、陰にバックから犯されて、ほとんどつま先立ちになっている。
コンドームさえ装着すれば、仮性包茎者でも烈しい性交が可能になる。
陰はそれを証明してみせたのだ。
そのしなやかな上半身に、陰が背後から両腕を回す。
抱き締めるように前で交差させ、互い違いの手で乳首をそれぞれ弄り出す。
「ア、アアアアア、アアアアアッ!」
時ならぬ四点責めに、美少年ホストが痙攣する。
僕は激しい嫉妬に己が勃起陰茎を握りしめた。
くそっ。
も、もう、我慢できないー。
そして。
陽の喘ぎ声をかき消すようなどよめきが起こったのは、衝動に駆られて自慰を始めようとした、その瞬間だった。
観客たちの眼が、ステージ上のモニター画面に集中している。
そこで行われている行為を見るなり、僕はアッと声を上げていた。
獄卒の怪力でふたつに折り畳まれ、あろうことか、股間に頭を突っ込んで、己のペニスを咥えさせられた翔。
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