淫美な虜囚

ヤミイ

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436 咽び泣く人肉ドリル⑮

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「出そうとした罰です」

 陽が押し込んだステックの柄の先を指先で抓んだ。

 そこは摘まみやすいように小さなハート形になっているのだ。

「少し遊んであげましょう」

 何をするのかと見ていると、抓んだまま、ズボズボ出し入れし始めたからたまらない。

 -グキュウッ!

 翔が刮目するように目を見開き、両手で掴んだ太腿をぎゅっと胸に引きつけ、尻と背中をベッドに押しつけて大きく反り返った。

 グジュッ、グジュッ、グジュッ!

 -アアン~、アアン~、アアアアッ!

 絡み合う粘液の音と甲高い翔の喘ぎ声。

 尿道の内側を極細のスティックで擦られ、その凄まじい快感に、翔は半ば狂いかけているようだ。

 スティックを刺したまま、取っ手をぐりぐり旋回させ始める陽。

 その動きに合わせて、芯が入って真っ直ぐになった翔のカチコチの生殖器官が亀頭の先で弧を描く。

 溢れ出んばかりに詰まった精液と全身から集まってきた血液で、鎧と化した海綿体。

 その先端に鎮座する兜をかぶったようなハート形の亀頭は、サクランボのようにテラテラ濡れ光っている。

「陰、続けて」

 翔の尿道を責め続けながら、陽が弟に声をかけた。

 美青年の目を覆うばかりの痴態に見とれていた陰が、兄の指示にひと呼吸遅れてこくんとうなずいた。

 陰の指が操作盤のボタンにかかると、次の瞬間、またしても僕の躰に変化が起きた。

 再び上昇が始まったのである。

 グチョグチョの翔の直腸内を、エラを張り出した僕の勃起陰茎が、内壁を擦りながら後退していく。

 亀頭の裏側の一番敏感な部分が、直腸壁の結節に次から次へとひっかかり、それが気持ちよくってたまらない。

「ああ、いいよ、アアアアアアーッ!」

 緊縛されて全裸の肉塊とかした全身に震えが走った。

 こうなるともう、僕はチンポの先に意識のすべてを集中して、ひとつの卑猥な道具と化すしかない。

 逃さじと吸いつく翔の肛門。

 その締めつけが物凄い。

 チンポが限界まで引っ張られ、ゴムのように伸びていく。

「チ、チンチン、ト、トレチャウウッ!」

 思わずすすり泣いた時、

「もっと速度を上げようか。まずは素敵なこの”人肉杭打機”で翔さまを失神するまでヨガらせよう」

 場にそぐわぬ冷徹な口調で、スティックの先を抓んだ指先で翔のペニスを旋回させながら陽が言った。

 

 
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