淫美な虜囚

395 全裸イケメン公開処刑⑮

　腋の下から腰にかけてのラインを、味わいながらじっくり舐め下ろす。

　筋肉と筋肉の間のくぼみに沿って舌を這わせると、

　－ﾊｱﾝ･･･。

　翔が肌を震わせながらかすれた声で鳴く。

　くびれた腰まで舐め下ろし、突き出た骨盤を一周する。

　お次はいよいよ180度開き切った太腿だ。

　床と平行にまっすぐ伸びた翔の右足は、意外に太い太腿から、膝、脛、くるぶしへと、先へ行くほど細くなる。

　その太腿を、堪能することにした。

　程よく締まった翔の太腿は、筋肉の弾力と脂肪の柔らかさの配分が絶妙で、噛み千切りたくなるほど悩ましい。

　それを抱きかかえるようにして、僕は表から内側まで、蛞蝓みたいに唇を這わせ、舌で唾液をまぶしていく。

　ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ･･･。

　翔の喘ぎがせわしない。

　呼吸がかなり早くなっているようだ。

　太腿のつけ根の窪みを舐めた時、尿道スティックで固定された巨大勃起肉棒が頬を掠めてゾクッとした。

　思わず手を伸ばしてその裏側から下がった袋を握りしめ、中のアーモンド形の精巣の存在を確かめた。

　満たされ始めている。

　僕の手のひらの中の袋は、明らかに新たに生産された精液で、少しずつ膨らみつつあるようだった。