淫美な虜囚

ヤミイ

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379 絡み合う裸体、迸る熱い液⑲

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 包皮の中でコロコロする翔の勃起乳首。

 包皮で乳首を包んだままチンポを動かして、濡れ濡れになった亀頭の表面に、その先端を擦りつける。

「アアア・・・」

 つい、喘いでしまう。

 キモチ、イイ。

 チンポ、キモチ、イイ・・・。

 それは翔も同じらしく、

 -チ、チクビ・・・イ、イイ・・・。

 哀願するような眼で僕を見つめて、か細く鳴いてみせた。

 右の乳首の次は、左の乳首。

 うわっ。

 包皮で突起を含んだ瞬間、僕は陶酔する。

 こっちももう、カチコチじゃないか。

 押しこんだ。

 チュプッ。

 触れ合う淫靡な部位同士。

 ザラザラの乳頭を尿道口の辺りで捕え、亀頭全体を旋回させる。

 グリグリグリ・・・。

 ああ、この感触。

 コロコロコロ・・・。

 ぬ、濡れて、きちゃう・・・。

 クチュ。

 ヌルヌルヌル…。

「ハアアッ、アアアア~ッ」

 -アン、アアン・・・。

 翔の甘やかな喘ぎ声が僕の性感刺激中枢に染み渡り、ついに新たな熱い汁が肉バナナの口から溢れ出す。

 大きく腰をグラインドさせながら、怒張し切った仮性包茎チンポで翔をいじめ抜く。

 僕の愛しい如意棒は、さっきいやらしいものをあんなに出したばかりなのに、もう長さ30センチを超えていた。

「硬くなってきたわ。効果覿面ね。こいつ、どんだけ乳首好きなんだか」

 あざけるような声に顔を上げると、姉さんの手に握られた翔の陰茎に変化が起きていた。

 姉さんの右手から飛び出た大きな亀頭。

 さっきまで死んだオオサンショウウオのようにうなだれていたそれが、いつのまにか頭をもたげている。

 色も白から薄いピンクとなり、男性器に血流が集まってきていることを示していた。

「でもまだ柔らかい」

 亀頭の裏側に親指の腹を当て、ぐいと横に擦りながら、姉さんが言う。

「もっと続けなさい。こいつが完全勃起するまで」

「う、うん・・・」

 僕の陰茎の先っちょからは、すでにカウパー腺液がダダ洩れになっている。

 チューリップ状に開いた”口”の中は透明な液でいっぱいで、それが翔の乳首を濡らし、外に溢れてくるのだ。

 今や翔の裸の胸元は、縦横無尽に塗りつけられた僕の分泌液で、蛞蝓の這った跡みたいに銀色に光っている。

 僕は乳首だけでなく、たくましい翔の胸筋全体に濡れた発情バナナの先を擦りつけ、淫汁の帯を残す。

 それはまるで淫汁をたっぷり含ませた大筆で、肉の上に文字を描くよう・・・。

 そのうち翔が口を開け、横目で動き回る僕の勃起生殖器官の先を見て、

 -ホシイ・・・。

 と一言、そう小声でささやきかけてきた。
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