淫美な虜囚

366 絡み合う裸体、迸る熱い液⑥

　その言葉に応えるかのように、白人男が乳首をつまんだ両手を上下に揺する。

　－ﾋ､ﾋｲｯ。

　小さく鳴きながら、翔が躰をガクガク震わせた。

　こちらを向いた翔の裸体を、僕は目を皿のようにして凝視した。

　スレンダーながら、つくべき所に筋肉のついた、美神のごとき完璧な肉体美。

　大理石のような肌理の細かい肌の上に欲情からくる筋肉のうねりが濃い陰影をつくり、淫らなことこのうえない。

　厚い胸板から伸びる、ゴム紐のように細く長くなったピンク色のふたつの乳首が、見るからに痛々しい。

　そして何より僕の眼をひきつけてやまないのは、股間から聳え立つ戦艦大和の主砲並みに大きい陰茎だ。

　包皮の完全に剥けた大人の亀頭を備えたその特大シシカバブは、今しも僕にあの熱い液体を浴びせかけようと狙っているかのようだ。

　その翔の股間に手を突っ込み、角刈り男が無防備な睾丸を鷲掴みにした。

　柔らかな陰嚢をぎゅっと握りしめ、そのまま後ろに引っ張った。

　コリコリコリ･･･。

　陰嚢の中で、ふたつの精巣の擦れる音。

　－ｱｱｱｯ！」

　翔が腰をのけぞらせ、皮を引かれて股間の主砲が立ち上がる。

　今度は乳首と陰嚢の三点責めだ。

　－ｲ､ｲｸ･･･。

　またしても、アクメの表情露わに白眼を剥く美青年。

「出るわ。見て」

　姉さんがささやいた、その瞬間だった。

　－ｱﾝｯ、ﾏﾀ･･･。

　くねる翔の裸のいやらしいことといったら･･･。。

　－ﾃﾞﾁｬｳ･･･。

　翔がガクブル躰を痙攣させー。

　勃起させた陰茎の先っちょから、おもむろにとろみのあるあの白い体液を噴き出した。