淫美な虜囚

ヤミイ

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363 絡み合う裸体、迸る熱い液③

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 握った右手を、シェイクするように上下に揺する。

 角刈り男の握り拳の中で勃起ペニスが上下に動いて、翔の躰が腰を中心にガクンガクンと揺れ動く。

「ア、アアー、アアアーッ!」

 裸体を『へ』の字に屈曲させて、翔が喘ぐ。
 
 その中心から突き出た筋肉ソーセージは、角刈り男の手のひらの中でどんどん濡れていく。

 右手一本で翔を吊り下げると同時に、その取っ手に当たるペニスを扱く角刈り男。
 
 ペニスを上に引き上げ、瞬間、握力を緩める。

 翔の躰が飛び上がり、一瞬静止し、重力でまた落ち始めたところで、再びペニスを強く握りしめる。

「キャウン!」

 甲高く叫ぶ翔。

 その繰り返し。

 翔の体重を加算したその扱き方は、かなり強烈なものだった。
 
 クッチュ、クッチュ、クッチュ・・・。

 伸び縮みするペニス。

 時に瓢箪みたいに縊れて・・・。

 おそらく、仮性包茎の僕なら、痛みで失神してしまうほどー。

 でも、完璧に剥けた亀頭を持つ翔にとっては、その荒療治すら快感のようだった。

「チ、チンチン・・・」

 躰を震わせて、淫語をうわ言のように垂れ流す。

「チンチン・・・モット・・・イジメテ・・・」

「翔・・・」

 陽にフェラされながら、僕は瞠目する。

「もっといじめて・・・だって? な、なんてことを・・・」

「チクビ・・・」

 でも翔はやめようとしない。

「チクビ・・・」

「チクビモ・・・」

「モ、モット、イジメテ、ホシイ・・・」

 僕の渇望を代弁するかのように、そう哀願した。

 
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