淫美な虜囚

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
362 / 659

361 絡み合う裸体、迸る熱い液①

しおりを挟む
 ア~ン…。

 ア~ン…。

 抱きすくめられた裸身を震わせ、翔が鳴く。

 ビンビンに勃った乳首を、指でギュウギュウ抓まれ、コリコリ嬲られて。

 尻が浮くほど長く太い勃起ペニスで、奥の奥まで直腸を貫き通されて。

 クウ~ン、キュ、キュウ・・・。

 ゆるゆるとこうべをめぐらせながら、虚ろな瞳を宙をさまよわせ、切なげに、翔がすすり泣く。

 形のいい額に、悩ましく汗で前髪が貼りついている。

 気持ちよくて気持ちよくて、仕方がないのだろう。

 その証拠に、翔の足の指は攣っている。

 快感で、身体中の健という腱が攣ってしまっているのだ。

 M字に開かせられた足の間から反り返る肉々しい棍棒を、白人男に扱かれる翔。

 しかも、扱かれるだけでなく、その先端を、角刈り男に舐められている・・・。

 30センチにも及ぶ長さの翔の生殖器官は、先端から根元まで、何かドロリとした糊のようなもので汚れている。

 こじ開けられた尿道口から、カウパー腺液に混じって、少しずつ、精液が漏れているのかもしれなかった。

 それでもまだ『終了』の声はかからない。

 あの程度の分泌量では、射精したことにならないということなのだろう。

 それをいいことに、白人男は親指の腹にその”糊”をまぶし、翔の亀頭の裏側をへこむほどこすりまくっている。

 上下の扱きと同時に裏筋への強い摩擦を食らい、翔はタガの外れたロボットみたいにガクガク躰を震わせる。

 翔はまるで、セックス専門のアンドロイド。

 肉でできた動くラブドールみたいなものだ。

 ああ、早くあの躰に触れたい・・・。

 あの肉棒をこの手で扱き捲り、刻々と愉楽に冒されていく恍惚とした翔のイケメン顔を間近に眺めながら、恥ずかしいほど勃ったあの弾力肉棒の先から青臭いミルクをいっぱい出させたい。

 そう妄想してときめいていると、陽が包皮のすっかり剥けた僕の陰茎を両手でそっと撫でさすり始めた。

 ふたつの手のひらで挟み込み、カウパー腺液を茎の部分にも広げながら、竿全体を丁寧に愛撫し始めたのだ。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

支配された捜査員達はステージの上で恥辱ショーの開始を告げる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

性的イジメ

ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。 作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。 全二話 毎週日曜日正午にUPされます。

僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ
BL
新入社員として、とある企業に就職した僕。希望に胸を膨らませる僕だったが、あろうことか、教育係として目の前に現れたのは、1年前、野外で僕を襲い、官能の淵に引きずり込んだあの男だった。そして始まる、毎日のように夜のオフィスで淫獣に弄ばれる、僕の爛れた日々…。

変態村♂〜俺、やられます!〜

ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。 そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。 暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。 必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。 その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。 果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

オムツの取れない兄は妹に

rei
大衆娯楽
おねしょをしてしまった主人公の小倉莉緒が妹の瑞希におむつを当てられ、幼稚園に再入園させられてしまう恥辱作品。

処理中です...