淫美な虜囚

ヤミイ

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354 リアルラブドール・翔⑮

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 -アンッ!

 人間杭打機に、突かれまくる翔。

 洋梨型の下半身の先端に開いた赤い穴に、大根そっくりの極太肉棒が高速で出入りする。

 こちらを向けられたペニスから、角刈り男が口を離す。

 まるで僕らの視線に気づいたかのように。

 握り締められた翔の亀頭がこっちを向いた。

 正面から見るその部分は、真っ赤に充血した眼のないオタマジャクシの顏のよう。

 角刈り男が握った肉棒を上下に動かし、自分の手のひらになすりつける。

 -アア、アア、アアンッ!

 唾液とカウパー腺液でヌラヌラの表面を撫でさすられ、可愛い声で啼きながら翔が腰をカクカク動かした。

 その中心に白人男が肉杭を打つ。

 O型に開いた翔の口にまたしても両側から怒張したペニスが捻じ込まれた。

 赤紫色に充血したふたつの亀頭を口いっぱいに含まされ、翔の両頬が亀の頭部の形に盛り上がる。

 しなやかな筋肉に覆われた四肢が四人の男たちの下で痙攣し、くぐもったすすり泣きの声が聞こえてきた。

 その翔を目の当たりにして、全身が勃起陰茎と化したように硬直する僕。

 陰に扱かれる生殖器官はカマキリに寄生するハリガネムシのように螺旋を撒いて反り返っている。

「しょうがないわね。元はといえば、こいつ、翔にお金で買われて調教された性奴隷だから」

 快楽に震える僕を横目で見て、蔑むように姉さんが言った。

「本番中に射精されるとやっかいだから、今のうちに早く逝かせやって。もう二回目だけど、出そうなら仕方ない」

 
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