淫美な虜囚

ヤミイ

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348 リアルラブドール・翔⑨

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 己の亀頭の裏側を舌で舐めようとする翔。

 が、その寸前で、楽しみは奪われた。

 角刈りの男が翔の勃起男根の先端に右手を当てると、手前に引き寄せ、烈しく撫で回し始めたのである。

 -アアッ! チ、チンチンッ!

 下半身を硬直させ、悲鳴を上げる翔。

 翔の抗議の声にもかまわず、ゴツゴツした手のひらの内側が、翔の濡れ亀頭を撫で回す。

 ニュルニュルニュルニュル・・・。

 スベスベスベスベ・・・。

 -アアーッ! アアアアッー!

 角度を変えて周囲を擦られ、翔が喘ぎながらますます股倉を開いていく。

 男の左手は翔の陰嚢を握ったまま。

 コリコリコリコリ…。

 精液の詰まった肉団子を、中のアーモンドごともみくちゃにしながら、弓なりバナナの先端を撫で回す。

 支えのなくなった翔の勃起バナナは、男の手のひらの動きに合わせて円を描くように首を振っている。

 その摩擦がよほど気持ちいいのだろう。

 -アア、ダメ!

 -ダメッ…ダメエ…ア、アア…ン…。

 口から洩れる拒絶の言葉は、むしろ快感に震えて淫ら極まりない。

 全裸で組み伏せられ、股倉を全開にして、その間から勃ちに勃った生殖器官を弄り回される美青年。

 ちんぐり返しの体位のため、陰部が真上を向いて隅々まで丸見えだ。

 男が竿攻めに切り替えたせいで、がら空きになった翔の肛門。

 採れたての牡蠣にも鮑にも似たその粘液質の亀裂は、呼吸をするようにひくひく動いている。

 そこに、それまで傍で見ているだけだった四人目の男が、おもむろに手を伸ばした。

 以外にも、四人目は壮年の白人男性だった。

 年の頃は50代半ばだろうか。

 こめかみの毛と胸毛に白いものがちらほら混じり始めている。

 赤い紐水着に辛うじて覆われたその裸体は、大柄だがあちこちにたるんだ脂肪がはみ出ていた。

 男は左手の親指と人差し指で翔の肛門をレンズ形に広げると、右手の人差し指をその穴の中に差し込んだ。

 指毛の生えたボンレスハムみたいな太い人差し指が、唾液を溢れさせてずぶずぶと翔の肛門に侵入していく。

 とー。

 やがて、

 -アアッ! アアッ! アンアアンッ!

 翔が髪を振り乱し、口をOの字形に開け、セクシーなハスキーヴォイスで鳴き始めた。
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