淫美な虜囚

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
275 / 660

274 禁断の秘密パーティ⑲

しおりを挟む
「もうヌルヌル」

 姉さんの指が、紐水着から頭を出した僕の亀頭を撫でた。

「それに、なにこの匂い。むちゃくっさい。これじゃ、あんた、発情したオスそのものじゃない」

 そう言いながら、これまた紐水着の穴から突き出た僕の乳首を代わる代わる舌先でつつく。

「ね、姉さん、だ、駄目だよ…」

 僕は呻く。

 呻かざるを得ない。

 鏡の中で、卑猥な格好をさせられた若者の裸体が微かに震えている。

 見慣れた童顔のマスクには、恍惚とした淫らな表情が浮かんでいる。

 太腿から下腹、腋の下から首筋にかけて、縮緬のようなさざ波が波紋となって広がっていく。

 僕と同じ煽情的な紐水着を身に着けた姉さんは、ほとんど全裸と変わらない。

 形のいい乳房が紐を突き上げ、胸と股間の間に斜めに隙間を作っているのが、なんとも悩ましい。

 デリケートゾーンがギリギリまで覗き、姉さんが動くたびに綺麗に剃毛された局部が上から見えてしまうのだ。

 そう。

 薄桃色の”唇”の上部までが…。

「呆れたM男だね。まだ何も始まっていないのに、ここをこんなにカチカチにして」

 僕の股間では、そこだけ逆三角形の水着のVゾーンが、勃起した陰茎を忠実にトレースして、紡錘形に膨らんでいる。

 まるで、超ド級のフランクフルトソーセージかバナナを縦に水着の中に突っ込んだかのように。

 しかも布の幅が狭いので、肉筒の両サイドが水着からはみ出てしまっていた。

 その上部に小さな穴が開き、亀頭が張り出したエラの下まで突き出ているのである。

 翔の痴態を見た後だけに、僕の亀頭は姉さんの指摘通り、すっかりカウパー腺液でコーティングされてしまっている。

 姉さんの指の刺激で、少し乾きかけていたその部分に、切れ込みから新たな液が滲み、上書きしているのだ。

「それにしてもさ、あの司会者、本番はこれからみたいなこと言ってたけど、翔のやつ、いったいどうなっちゃうのかしら? さっきの一幕も、かなりエロかったよね」

 僕の躰を指と舌で嬲りながら、姉さんが言う。

「アア、イイ、アア…ソコ…」

 脳裏にピンクの女性用パンティを穿かされた翔のエロチックな肢体がフラッシュバックして、僕は思わず姉さんの手に自ら亀頭を押しつけるように、ピンと陰茎を突き上げた。

 
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

体育教師に目を付けられ、理不尽な体罰を受ける女の子

恩知らずなわんこ
現代文学
入学したばかりの女の子が体育の先生から理不尽な体罰をされてしまうお話です。

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

保健室の秘密...

とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。 吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。 吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。 僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。 そんな吉田さんには、ある噂があった。 「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」 それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

タイは若いうちに行け

フロイライン
BL
修学旅行でタイを訪れた高校生の酒井翔太は、信じられないような災難に巻き込まれ、絶望の淵に叩き落とされる…

前後からの激しめ前立腺責め!

ミクリ21 (新)
BL
前立腺責め。

獣人の里の仕置き小屋

真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。 獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。 今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。 仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...