淫美な虜囚

ヤミイ

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261 禁断の秘密パーティ⑥

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「乳首、ピアス・・・?」

 心臓がドキンと一回大きく跳ね上がり、僕は思わず息を止めた。

 じわり。

 股間の中央部が、ペニスの形に熱くなる。

 今まで大人しかった生殖器官に、血流が音を立てて流れ込むのがわかった。

 翔に倣って穿いてきたTフロントショーツからはみ出そうになるくらいに、僕のアレが勃起し始めたのだ。

 実際、目の当たりで見るその器具は、いかにもいやらしく、そして禍々しい形状をしていた。

 乳首責めと言えば、翔はさっき、姉さんの部屋で乳首に洗濯ばさみを装着され、糸で引かれたばかりである。

 両端に洗濯ばさみを取り付けた木綿糸で、僕と乳首を引っ張り合ったのだ。

 翔の側の洗濯ばさみには媚薬入りのローションが塗られており、それだけでも十分彼はイキそうになったものだった。

 僕と互いの肛門を双頭バイブで貫通し合い、乳首を引き合った結果は、明らかに翔の負けだったからー。

 精子を飛ばし切り、陰嚢に在庫がなくなっても、全身をピクピクさせ、何度も何度もメスイキし続けた翔。

 姉さんの手持ちの道具でさえあそこまで翔を狂わせることができたのである。

 それに比べると、あの乳首ピアスの凶悪なフォルムときたら・・・。

 今から眼前で繰り広げられるであろう光景を、ちょっぴり妄想するだけでペニスの先が濡れてきた。

 今頃僕の自慢のTフロントショーツの”縦棒”部分には、黒いカウパー腺液の染みができているに違いない。

 黒子たちの手が、翔の乳首にリングを通す。

 左手の指で落ちないように輪の部分を支えながら、右手の指でボルトを締めにかかった。

 どうやら、外に飛び出たボルトを回すと、ネジが内側に飛び出して乳頭の根元を締めつけるつくりになっているらしい。

 ふたりは鏡に映った鏡像のように、そっくり同じ動作でボルトを操作していく。

 まず、一方の対角線上のボルトを締め、それが終わると、次にもう一つの対角線上にあるボルトにかかった。

 それまで無反応だった翔がリアクションを起こしたのは、両乳首のボルトがすべて締まったその瞬間だった。

 -アッ!

 眼を見開き、そこで初めて自分が何をされたか気づいたかのように、まじまじと金属のリングで締めつけられた己の乳首を見下ろした。

 首を絞められ、突き出た乳頭がきゅうっと丸く膨らんだ綺麗なピンク色のふたつの乳首ー。

 そこへふたりの黒子が、更に・・・。
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