淫美な虜囚

ヤミイ

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249 メスイキ美青年⑤

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 膝の裏側に手を入れ、翔の下半身を斜め上にぐいと持ち上げる。

 それは、まんまアダルト動画でよく見る正常位の体勢である。

 僕が腰を浮かせたため、陰部と陰部の間に隙間ができ、双頭バイブが滑って、見える胴体部分が多くなっている。

 肉色をしたバイブはローションでぬるぬるに濡れ、行為中の本物の陰茎のように卑猥な光沢を放っていた。

 それにしても、姉さんの暴露は衝撃的だった。

 催淫剤入りローションが塗られているのは、双頭バイブも洗濯ばさみも、翔のほうだけだっただなんてー。

 道理で翔の乱れが早かったはずである。

 姉さんの言う通り、僕に組み敷かれた翔はすでに譫妄状態で、ハアハアという喘ぎ声が止まらない。

 そのうちに自分で膝の裏に手を入れ、僕が両手を放しても肛門が正面を向くようにお尻を持ち上げる始末だった。

 翔が”してほしがっている”のは、もはや火を見るより明らかだ。

 いくら翔が華奢な体格をしていても、彼より小柄な僕をはねのけるのは、その気になれば容易なはずなのだから。

「こいつの本性を見極めるの」

 僕のお尻の肉にスパンキングして、姉さんが言った。

「あたしの予想が正しければ、こいつ、本当は、こうされるのが一番好きなはず」

 アア・・・アア・・・。

 うつろな視線を宙にさ迷わせ、口の端からよだれを垂らす翔を見ていると、僕の中にも倒錯した獣欲とでもいうべき黒い衝動が湧き上がってきた。

「わかった。やるよ」

 ズンッ。

 腰と下腹に力を込めて、翔を突いてやる。

 反り返ったフランクフルトみたいな肉色バイブが翔の肛門にずぶりとめり込み、

「あひっ」

 切なげに翔が目を見開いた。

 バイブの刺さった翔の肛門は、縁から何やら透明な液体を滲ませている。

 ローションと体液がまざったようなそれは、一部に白い泡を生じていてまるで女性の”本気汁”だ。

 僕は翔の両足首を掴む。

 強く握って、躰を折り畳むように両脚を前に倒し、今まで以上に下半身を持ち上げてやる。

 両手に角度をつけて足を左右に全開にすると、オナホでひとつに緊縛された二人分のペニスが鼻先に来た。

 シネ。

 心の中で叫びながら、翔を突く。

「ア・・・アアア・・・」

 チュプ。

 チュプ、チュプッ。

 向き合ったいやらしいふたつの孔を、粘液音を立てて肉色のフランクフルトが出入りする。

「ア、アア、アアアーッ、ア、アアアアーッ!」

 僕に貫通され、翔の眼球が眼窩の中でゆっくりと回り出す。

 シネ、シネ、シネ!

 狂ったように突きまくると僕の肛門にも反動がやってきて、バイブの先っちょが直腸奥の前立腺隆起にグイグイ食い込んだ。

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