淫美な虜囚

ヤミイ

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211 肛門の中を弄られて②

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 姉さんが指先で膨らみを揉むたびに、衝き上げるような快感が躰の中心で爆発する。

「はあうっ! ハアアアアアッ!」

 横目で鏡を見た僕は、そこに映し出される猥褻な少年の痴態にますます勃起してしまう。

 丸テーブルの上に中腰で立ち、尻を突き出した全裸の少年。

 その少年の尻肉を割って、SMクラブの女王様然としたコスチュームの美女が、右腕を手首まで突っ込んでいる。

 少年の痩せた躰にはそこらじゅうに筋肉の束が浮き彫りになり、平らな腹がひくひくと烈しく波打っている。

 特筆すべきは無毛の股間から斜め上にそそり立ついかにも硬そうな肉の棒だ。

 筋肉の結節でごつごつしたシシカバブ状の肉棒の先に、大蒜の球根そっくりの亀頭が膨らみ、包皮から半ば以上顏を覗かせているのだが、その鼻づらの口の部分にスティック型の器具が根元近くまで差し込まれているのだ。

 少年は更に、球根の首根っこを髪止めのゴム紐できつく縛られていて、完全に射精を停められてしまっている。

「ハアハアハアハア・・・」

 息が荒くなる。

 愉楽に呑み込まれ、頭がぼうっとする。

 胸では乳首がカチンコチンに尖り、かすかな空気の動きにも乳頭に快感が走るほどだ。

「ぎゅうぎゅうぎゅう」

 姉さんが節をつけて歌いながら、直腸の内壁越しに僕の前立腺を揉みしだく。

「くう・・・はあん・・・あああ…ああん・・・あん・・・」

 直腸と陰茎が繋がって、一本の巨大ペニスと化したような快楽に、僕はすすり泣かずにはいられない。

 O脚気味に両脚を開き、姉さんを手助けするように、いつしか自分の手でお尻の肉を左右に割っていた。

「すごいね。ペニスが勃起しすぎて赤紫色になっている。まるで松の幹みたいだ」

 そんな僕の痴態を、銀縁眼鏡の奥から皿のように見開いた眼で見つめ、愛おしげに翔が言う。

 そんな翔自身は、自分の亀頭に突き刺さった綿棒を指で抓み、コーヒーを混ぜるみたいにゆっくり動かして、尿道の中をかき混ぜている。

「ドライオーガズムで、身体じゅうが性感帯になってるのかしら。だってこの乳首も」

 姉さんが空いている左手を伸ばして、僕の胸をぞろりとひと撫でしたので、

「あひいいっ! ち、チクビ、い、いいっ!」

 僕は尖った一対の乳首を柔らかな姉さんの手のひらに押しつけ、声を限りに絶叫した。 
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