淫美な虜囚

ヤミイ

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162 淫らなテレワーク⑧

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 二本のバイブを手に姉さんが僕の前に立った。

 女性用のバイブは家の電マなどに比べて振動音もどこか上品だ。

「洗濯ばさみを外しなさい」

 命令に従うと、赤く腫れた乳首が現れた。

 当然のことながら、どちらもカチコチにしこっている。

 そのうちの右の乳首に、姉さんが片方のバイブを押し当てた。

「あはっ」

 思わず声を上げる僕。

 右に左にと、姉さんが振動するバイブの先端で、僕の乳首をつつき出す。

「くう…」

 無意識のうちに胸を突き出し、バイブを受け容れようとする僕。

 と、姉さんが、もう片方のバイブを、僕のペニスに押し当てた。

「ひゃうっ」

 海老ぞりの姿勢で、僕はフリーズした。

 気持ちいい。

 気持ち、よすぎる。

 乳首と勃起ペニス、そして肛門の3点責め。

 しかも、そのどれもが振動する器具で犯されている…。

「ああっ! ああっ! ああっ!」

 四肢から縄を束ねたような腱が浮き出し、平らな下腹がびくんびくんと大きく波打った。

「ちんちん、乳首、、い、いい…」

 口からよだれを垂らし、僕は喘ぐ。

「お、おしりの、あな、も…」

 淫らな言葉が口をついて出るたび、興奮の火が燃え上る。

「この変態! 早く出せ! 出してみろ!」

 姉さんのバイブが、湾曲してへその穴に突き刺さったペニスの裏側を、つけ根から亀頭の裏まで撫でていく。

「あひっ! あひいっ! ふぎゅうっ! だはあっ!」

 叫び、悶えながら、僕はふたつの乳首を針のように尖らせ、吐き出した舌を空中でベロベロさせる。

 亀頭の先っちょから漏れ出したカウパー腺液が、竿を伝ってペニス全体を濡らしていく。

 でも、まだ精子は出ない。

 どくんどくんはまだ先だ。

「まだダメか」

 陵辱の歓びに目覚めたのか、乱暴な言葉遣いになった姉さんが吐き捨てた。

「こうなったら、奥の手を使うしかないようね」





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