133 / 659
132 剃毛儀式①
しおりを挟む
それから、いったい何が起こったのか…。
気づくと僕は、いつのまにか自宅に帰っていた。
ピチピチのレギンスに、ピチピチのTシャツだけを身につけ、居間のソファに躰を沈めていた。
家の中は静かだった。
両親の気配はなく、廊下の奥からかすかにシャワーの音だけが聴こえてくる。
夢か…。
一瞬、そう思った。
あの、バスの中での集団陵辱。
なのに、僕は拒否することもなく、それを受け容れ、あまつさえー。
いや。
無意識に首を横に振って、否定しようとした。
あんなこと、現実にあっていいはずがない。
バスの乗客が全員レイプ魔で、しかも、凌辱が済むまで、バス自体が停車しないだなんて…。
けれどー。
あれが事実だったということは、うすうす僕にもわかっていた。
口の中、である。
口の中に、生々しく精液の味が残っているのだ。
自分で出した精液だった。
人間トルソと化しながら、エネマグラで極限まで勃起したおのれのペニスを咥え込み、夢中で頬張ったー。
記憶が鮮明になると、肛門の穴も疼き出した。
Tバックのパンティの紐がお尻の割れ目に食い込んでいるのだが、そこが疼いてならないのだ。
まるで、躰の芯に熾火が残っているようなもどかしさだった。
ふと気がつくと、ピチピチのレギンスの前が、バナナの形に膨らんでいた。
紐パンティの竿袋に辛うじて包まれた僕のペニスが、淫らな記憶に反応して、またぞろ成長し始めているのだ。
周囲に誰もいないのをいいことに、つい、膨らみを撫でていた。
硬くて太い棒に沿って、親指と人差し指で、側面を撫で上げる。
「アア…」
思わず知らず、甲高い声が喉から洩れた時、かすかに聞こえていたシャワーの音が止まった。
「巧、目が覚めた?」
姉さんの声がした。
「目が覚めたなら、剃りましょうか。どれだけ綺麗に剃れたのか、撮った画像を翔さまに見せなきゃならないの」
気づくと僕は、いつのまにか自宅に帰っていた。
ピチピチのレギンスに、ピチピチのTシャツだけを身につけ、居間のソファに躰を沈めていた。
家の中は静かだった。
両親の気配はなく、廊下の奥からかすかにシャワーの音だけが聴こえてくる。
夢か…。
一瞬、そう思った。
あの、バスの中での集団陵辱。
なのに、僕は拒否することもなく、それを受け容れ、あまつさえー。
いや。
無意識に首を横に振って、否定しようとした。
あんなこと、現実にあっていいはずがない。
バスの乗客が全員レイプ魔で、しかも、凌辱が済むまで、バス自体が停車しないだなんて…。
けれどー。
あれが事実だったということは、うすうす僕にもわかっていた。
口の中、である。
口の中に、生々しく精液の味が残っているのだ。
自分で出した精液だった。
人間トルソと化しながら、エネマグラで極限まで勃起したおのれのペニスを咥え込み、夢中で頬張ったー。
記憶が鮮明になると、肛門の穴も疼き出した。
Tバックのパンティの紐がお尻の割れ目に食い込んでいるのだが、そこが疼いてならないのだ。
まるで、躰の芯に熾火が残っているようなもどかしさだった。
ふと気がつくと、ピチピチのレギンスの前が、バナナの形に膨らんでいた。
紐パンティの竿袋に辛うじて包まれた僕のペニスが、淫らな記憶に反応して、またぞろ成長し始めているのだ。
周囲に誰もいないのをいいことに、つい、膨らみを撫でていた。
硬くて太い棒に沿って、親指と人差し指で、側面を撫で上げる。
「アア…」
思わず知らず、甲高い声が喉から洩れた時、かすかに聞こえていたシャワーの音が止まった。
「巧、目が覚めた?」
姉さんの声がした。
「目が覚めたなら、剃りましょうか。どれだけ綺麗に剃れたのか、撮った画像を翔さまに見せなきゃならないの」
0
お気に入りに追加
282
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
赤ちゃんプレイの趣味が後輩にバレました
海野
BL
赤ちゃんプレイが性癖であるという秋月祐樹は周りには一切明かさないまま店でその欲求を晴らしていた。しかしある日、後輩に店から出る所を見られてしまう。泊まらせてくれたら誰にも言わないと言われ、渋々部屋に案内したがそこで赤ちゃんのように話しかけられ…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる