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99 満員バスでの痴態⑩
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最初からそのつもりだったのか、翔は僕のために、全く新しい着衣を用意していた。
まず下着。
それを身に着けた僕をひと目見るなり、
「まあ、いやらしい…」
姉が両手で目を覆ってしまったほど、卑猥なショーツと肌着である。
ショーツは、そのほとんどが紐でできていた。
布はかろうじて陰茎の竿と睾丸の袋を隠すだけの面積しかなく、腰からお尻にかけては細い一本の紐である。
だからもちろん、後ろはお尻の肉の間に食い込むTバックだ。
しかも、布の部分も目の粗いレース素材で構成されているため、陰茎の色や形まで透けてしまっている始末。
そして、肌着。
ピチピチすぎて、乳首も乳輪も臍の穴も透けて見えてしまうほど、生地が薄い。
全身に媚薬入りローションを塗り込まれた身には、あまりにも刺激の強い窮屈さだ。
少し身体を動かすだけでも、生地が肌にこすれて身体中に疼きの波紋が広がっていく。
だが、ヒートテック素材で作られているらしく、それ一枚でも、不思議と寒くはなかった。
翔も初めからそのつもりだったらしく、
「上はこの上にダウンジャケットでも羽織らせればいいでしょう」
そんなことを言っている。
それでも下はさすがにショーツ一枚ではまずいというわけか、次に彼が僕に穿かせたのは、これまた躰にぴったりフィットした薄手の白いレギンスだった。
元々女性用なのか、もう一枚の皮膚のように薄い素材でできていて、穿くのがひと苦労なほど、きつかった。
「こ、これで、外を歩かせるのですか?」
完成した僕のスタイルを見て、佐代子姉さんが顔を真赤にした。
白いレギンスは、肌シャツ同様、生地が半ば透けてしまっていて、際どいショーツを押し上げる膨らみの細部までくっきり見えている。
ショーツ自身が肉竿にぴたりと貼りついているため、レギンスの上からその形が如実に分かるのだ。
「なんだか、全裸より、えっちに見えます…」
「そうですか。それは嬉しいな。では、お言葉に甘えて、僕も」
カーテンの奥へ消えたかと思うと、しばらくして、僕と同じ格好に着替えて、翔が戻ってきた。
「しょ、翔さま、まで…」
ピタピタの肌着。
スケスケのレギンズ。
着やせするたちの、逞しい翔がそれを身に着けると、たとえようもなく、いやらしい。
「ふたりの姿、見てるだけで、あたしまで、濡れてきちゃいます…」
姉さんの瞳が、淫靡な輝きを、さらに増し始めた…。
まず下着。
それを身に着けた僕をひと目見るなり、
「まあ、いやらしい…」
姉が両手で目を覆ってしまったほど、卑猥なショーツと肌着である。
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布はかろうじて陰茎の竿と睾丸の袋を隠すだけの面積しかなく、腰からお尻にかけては細い一本の紐である。
だからもちろん、後ろはお尻の肉の間に食い込むTバックだ。
しかも、布の部分も目の粗いレース素材で構成されているため、陰茎の色や形まで透けてしまっている始末。
そして、肌着。
ピチピチすぎて、乳首も乳輪も臍の穴も透けて見えてしまうほど、生地が薄い。
全身に媚薬入りローションを塗り込まれた身には、あまりにも刺激の強い窮屈さだ。
少し身体を動かすだけでも、生地が肌にこすれて身体中に疼きの波紋が広がっていく。
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翔も初めからそのつもりだったらしく、
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そんなことを言っている。
それでも下はさすがにショーツ一枚ではまずいというわけか、次に彼が僕に穿かせたのは、これまた躰にぴったりフィットした薄手の白いレギンスだった。
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「こ、これで、外を歩かせるのですか?」
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ショーツ自身が肉竿にぴたりと貼りついているため、レギンスの上からその形が如実に分かるのだ。
「なんだか、全裸より、えっちに見えます…」
「そうですか。それは嬉しいな。では、お言葉に甘えて、僕も」
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「しょ、翔さま、まで…」
ピタピタの肌着。
スケスケのレギンズ。
着やせするたちの、逞しい翔がそれを身に着けると、たとえようもなく、いやらしい。
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