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88 またもミルクにまみれて・・・①
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が、僕の危惧は当たらなかった。
先に逝ったのは、ドライオーガズムの真っ最中の僕でも、姉さんにご奉仕されている翔でもなく、太郎だったのだ。
「フグフグフグフグフグッ!」
太郎は狂おしく鼻を鳴らして僕の背中の窪みに涎を垂らしたかと思うと、
「キャウウンッ!」
まるで仔犬に戻ったかのように甲高い声でひと声鳴き、僕の肛門を斜め下から物凄い勢いで突き上げたのだ。
ぶちゅっ!
ぶちゅちゅっ!
直腸内に生温かい液体が溢れるのがわかった。
「キャインキャインキャインッ!」
太郎が自分の精液の量に怯えたかのように、僕のお尻からペニスを抜こうとする。
「アアアアアアッ!」
その刹那。
僕は前立腺に強烈な一撃を食らい、海老のごとくのけぞった。
抜ける瞬間、太郎のペニスに生えた”鉤爪”が、僕の直腸壁前庭部にある前立腺との境のGスポットを、思いっきり捻り上げていったのだ。
「あはっ!」
花子にしゃぶられていた勃起ペニスが、バネ仕掛けの棍棒のように跳ね上がった。
「で、出ちゃう!」
あまりに気持ちが良すぎて、もう、すすり泣くしかなかった。
花子の長い鼻づらを打擲した肉棒が、発射寸前のミサイルのように聳え立ち、亀頭をぐわっと膨らませる。
「アア、アアア、アアアアアッ! で、でででりゅっ!」
種を弾き飛ばすホウセンカの実のように、あるいは開花する様子を高速撮影したチューリップの蕾のように、僕の亀頭が限界まで膨れ上がり、包皮がめくれて切れ込み状の射出口を露わにする。
やがてそのウーパールーパーの口みたいな尿道口が内側から押し広げられるとー・
どびゅっ。
出た。
どびゅ、どびゅ、どびゅびゅびゅっ!
放物線を描いて、白い体液が飛ぶ。
沈丁花の臭いに似た、生臭い臭気がぶわっと空気中に立ち込めた。
「アアッ、アアッ、アアッ!」
片仮名で叫び、壊れたロボットのように、がくんがくんと腰を震わせる僕。
もう、うっとり感が、止まらない。
この瞬間ー。
射精して、精子を絞り出すこの瞬間のために、僕は生きているー。
アア…。
ハアア…。
自分がただ、精液を溜めるだけの、肉の袋にでも、なったみたいー。
ボクハ、精液ニンゲンー。
まさに、そんな感じ…。
その時だった。
軽蔑するような、姉さんの声が、弛緩した僕の耳に届いてきた。
「なんて浅ましい…。いやだわ、見てください。あの姿…。あの子ったら、ほんとにもう、下等動物そのものって、感じ…」
先に逝ったのは、ドライオーガズムの真っ最中の僕でも、姉さんにご奉仕されている翔でもなく、太郎だったのだ。
「フグフグフグフグフグッ!」
太郎は狂おしく鼻を鳴らして僕の背中の窪みに涎を垂らしたかと思うと、
「キャウウンッ!」
まるで仔犬に戻ったかのように甲高い声でひと声鳴き、僕の肛門を斜め下から物凄い勢いで突き上げたのだ。
ぶちゅっ!
ぶちゅちゅっ!
直腸内に生温かい液体が溢れるのがわかった。
「キャインキャインキャインッ!」
太郎が自分の精液の量に怯えたかのように、僕のお尻からペニスを抜こうとする。
「アアアアアアッ!」
その刹那。
僕は前立腺に強烈な一撃を食らい、海老のごとくのけぞった。
抜ける瞬間、太郎のペニスに生えた”鉤爪”が、僕の直腸壁前庭部にある前立腺との境のGスポットを、思いっきり捻り上げていったのだ。
「あはっ!」
花子にしゃぶられていた勃起ペニスが、バネ仕掛けの棍棒のように跳ね上がった。
「で、出ちゃう!」
あまりに気持ちが良すぎて、もう、すすり泣くしかなかった。
花子の長い鼻づらを打擲した肉棒が、発射寸前のミサイルのように聳え立ち、亀頭をぐわっと膨らませる。
「アア、アアア、アアアアアッ! で、でででりゅっ!」
種を弾き飛ばすホウセンカの実のように、あるいは開花する様子を高速撮影したチューリップの蕾のように、僕の亀頭が限界まで膨れ上がり、包皮がめくれて切れ込み状の射出口を露わにする。
やがてそのウーパールーパーの口みたいな尿道口が内側から押し広げられるとー・
どびゅっ。
出た。
どびゅ、どびゅ、どびゅびゅびゅっ!
放物線を描いて、白い体液が飛ぶ。
沈丁花の臭いに似た、生臭い臭気がぶわっと空気中に立ち込めた。
「アアッ、アアッ、アアッ!」
片仮名で叫び、壊れたロボットのように、がくんがくんと腰を震わせる僕。
もう、うっとり感が、止まらない。
この瞬間ー。
射精して、精子を絞り出すこの瞬間のために、僕は生きているー。
アア…。
ハアア…。
自分がただ、精液を溜めるだけの、肉の袋にでも、なったみたいー。
ボクハ、精液ニンゲンー。
まさに、そんな感じ…。
その時だった。
軽蔑するような、姉さんの声が、弛緩した僕の耳に届いてきた。
「なんて浅ましい…。いやだわ、見てください。あの姿…。あの子ったら、ほんとにもう、下等動物そのものって、感じ…」
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