淫美な虜囚

ヤミイ

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84 発情少年極刑⑰

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 い、犬との、3P…?

 耳を疑う言葉だった。

 ”3P”が、3人プレイの略であることくらい、高校生の僕も知っている。

 1対1ではなく、男2人、女1人などの組み合わせで、性行為を行うことだ。

 つまり、さっきまでの僕の立場が、比較的、それに近いといえる。

 あの時は、翔が僕に口淫を強要し、姉さんが僕のアナルとペニスを責めていたのである。

 ところが今はー。

 僕の相手は、2頭の獰猛なケモノである。

 ドーベルマン2頭と男子高校生ひとりの組み合わせも、果たして3Pと呼べるのかー。

 が、僕のそんな疑問も、長くは続かなかった。

 太郎の濡れた長い舌が、僕の半分勃起した陰茎に巻きつき、じゅるじゅる舐めている。

 そして更に、肛門から陰嚢、ペニスの裏側にかけての連続する性感帯を、一気にぞろりと舐め上げたのだ。

 それと同時に花子がザラザラの舌の表面で、胸板に咲いたふたつの茶色い肉グミを、ベロベロ舐めてくる。

 たまらなかった。

「くは、ああうっ」

 肉グミと化したふたつの乳首をトキントキンに尖らせ、たまらず細っこい裸身をのけぞらす僕。

 後頭部と踵だけをベッドにつけ、恥ずかしげもなく、痩せた裸体をアーチ形に持ち上げた。

 股間で、重いモノが、ぐらりと揺れた。

 見なくても分かる。

 むろん、バキバキに勃起した、僕の仮性包茎ペニスである。

 がまんできなくなって、横目で鏡を盗み見る。

 丸裸の少年が、股間から黒ずんだ肉の棒を屹立させて、弓なりにそっくり返っている。

 こっちを見つめる潤んだ瞳に浮かぶのは、およそ年齢不相応に淫蕩な輝きだ。

「ああ・・・い、いい…」

 骨盤を浮き立たせた腰を突き上げる、あどけない顔立ちの、貧相な肉体の少年。

 その肉棒に舌を巻きつけ、雄のドーベルマンが、包皮の上から膨張した亀頭の先を甘噛みする。

 前脚に押し広げられた少年の内腿に浮き上がった腱の筋が、彼が凄まじい快感を感じていることを示している。

 あばらの浮き出た胸板では、カチコチに勃った乳首をもう1頭のドーベルマンが交互に舐め回して…。

 なんて、いやらしい…僕。

 そんな自分が、もう、いとしくて、たまらないー。

 鏡に映るおのれの痴態に、僕はますます昂奮の度合いを高めずにはいられない…。

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