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67 M男への道⑳
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「紐か、ロープ…? どんなやり方をするのか、想像もつきません」
愛くるしく小指を尖った顎に当て、小首をかしげる佐代子姉さん。
「でも、なんとなく、とても変態的なやり方だってことは、わかります」
「いつか実演させるといいですよ。彼のことだ。他にもさまざまな変態的自慰のテクニックを知っているに違いありません」
翔の笑い声に、僕は耳朶まで赤くする。
尿道拡張プラグを取り外され、翔のペニスからアナルを解放されたにも関わらず、僕のペニスはギンギンに勃ったまま、ほとんど下腹にくっつかんばかりに、反り返ってしまっている。
前立腺責めによるドライオーガズムは終わったはずなのに、羞恥心と嗜虐心で興奮が収まらないのだ。
僕は最愛の姉さんの前で、一番恥ずかしいオナニーの仕方まで、暴露されてしまっているのである。
「とにかく、アレを、手前に折り曲げれば、いいのですね」
僕の股の間から、へそに亀頭をくっつけんばかりに勃起したペニスを見やって、姉さんが訊く。
「ええ、そうです。ただ、折り曲げるといっても、男性器は海綿体と呼ばれる筋肉の鎧で覆われているので、慎重に扱えば折れてしまったりはしませんから、その点はご心配なく。ああ、それから」
熱心にアドバイスする翔の眼が光った。
「口で頬張るだけでなく、ぜひ、両手を使ってくださいね。一例を挙げれば、右手でペニスを扱き、左手でアナルを責める、なんていうのも効果的です。他にも、陰嚢を揉む、などという裏技もありますが」
「アナル…陰嚢?」
姉さんの美しい頬が、ぽっと赤くなる。
その桜の花びらのように清楚な唇から卑猥な単語が紡がれると、僕はわけもなくゾクゾクし、ますます陰茎を熱く火照らせるのだったー。
愛くるしく小指を尖った顎に当て、小首をかしげる佐代子姉さん。
「でも、なんとなく、とても変態的なやり方だってことは、わかります」
「いつか実演させるといいですよ。彼のことだ。他にもさまざまな変態的自慰のテクニックを知っているに違いありません」
翔の笑い声に、僕は耳朶まで赤くする。
尿道拡張プラグを取り外され、翔のペニスからアナルを解放されたにも関わらず、僕のペニスはギンギンに勃ったまま、ほとんど下腹にくっつかんばかりに、反り返ってしまっている。
前立腺責めによるドライオーガズムは終わったはずなのに、羞恥心と嗜虐心で興奮が収まらないのだ。
僕は最愛の姉さんの前で、一番恥ずかしいオナニーの仕方まで、暴露されてしまっているのである。
「とにかく、アレを、手前に折り曲げれば、いいのですね」
僕の股の間から、へそに亀頭をくっつけんばかりに勃起したペニスを見やって、姉さんが訊く。
「ええ、そうです。ただ、折り曲げるといっても、男性器は海綿体と呼ばれる筋肉の鎧で覆われているので、慎重に扱えば折れてしまったりはしませんから、その点はご心配なく。ああ、それから」
熱心にアドバイスする翔の眼が光った。
「口で頬張るだけでなく、ぜひ、両手を使ってくださいね。一例を挙げれば、右手でペニスを扱き、左手でアナルを責める、なんていうのも効果的です。他にも、陰嚢を揉む、などという裏技もありますが」
「アナル…陰嚢?」
姉さんの美しい頬が、ぽっと赤くなる。
その桜の花びらのように清楚な唇から卑猥な単語が紡がれると、僕はわけもなくゾクゾクし、ますます陰茎を熱く火照らせるのだったー。
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