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63 M男への道⑯
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どれほど時間が経ったのだろうか。
姉さんに吸われ続けたせいで、僕の精液は完全に枯渇し、陰嚢は萎びた枇杷の実のようにへこんでしまっていた。
なのに、いっこうに勃起が収まらないのは、尿道拡張プラグと翔の勃起ペニスで前立腺を挟まれているからに違いなかった。
これがドライオーガズムというものなのだろう。
今や僕は、全身がひとつの巨大な性器と化してしまったようなのだ。
皮膚という皮膚が過敏な性感帯となり、ちょっと触られるだけでも絶頂に等しい快感が込み上げてくるのである。
翔の筋肉質の胸に抱かれ、両手をさし上げて腋の下をさらした僕。
その薄い胸板に咲く乳首は、翔の指先でいいように転がされ、石のごとくコチコチにしこっている。
平らな下腹は荒海のように大きく波打ち、その下の淡い茂みを割ってそびえる肉棒は、姉さんの手の中で急角度に反り返ってしまっている。
はあ、はあ、はあ、はあ…。
喘ぎ声が止まらない。
鏡の中の少年は、半ば白目を剥き、半開きの口の端からだらりと舌を垂らしている。
「佐代子さん、私からひとつ提案があるのですが」
ずんずんと僕を突き上げながら、プラグを咥えた姉さんに、翔が言った。
「きょう、家に帰ったら、さっそく、巧君の躰を綺麗にしてあげてくれませんか?」
「え?」
顏を上げる姉さん。
「一緒に、お風呂に入れとでも?」
「いえ、そうではなく」
翔が苦笑し、僕の上半身をねじり、右の腋の下を姉さんに見せた。
「全身の体毛を剃ってあげてほしいのです。腋毛も、陰毛も…。性奴隷は、極力淫らでなければなりません」
「剃毛…ですか?」
姉さんが、僕の肉棒の根元に生えたにこ毛に、指先で触れる。
「これがなくなれば、性器がもっと露わになって、よりいっそう、淫らに見える…。つまりは、そういうことですね?」
姉さんに吸われ続けたせいで、僕の精液は完全に枯渇し、陰嚢は萎びた枇杷の実のようにへこんでしまっていた。
なのに、いっこうに勃起が収まらないのは、尿道拡張プラグと翔の勃起ペニスで前立腺を挟まれているからに違いなかった。
これがドライオーガズムというものなのだろう。
今や僕は、全身がひとつの巨大な性器と化してしまったようなのだ。
皮膚という皮膚が過敏な性感帯となり、ちょっと触られるだけでも絶頂に等しい快感が込み上げてくるのである。
翔の筋肉質の胸に抱かれ、両手をさし上げて腋の下をさらした僕。
その薄い胸板に咲く乳首は、翔の指先でいいように転がされ、石のごとくコチコチにしこっている。
平らな下腹は荒海のように大きく波打ち、その下の淡い茂みを割ってそびえる肉棒は、姉さんの手の中で急角度に反り返ってしまっている。
はあ、はあ、はあ、はあ…。
喘ぎ声が止まらない。
鏡の中の少年は、半ば白目を剥き、半開きの口の端からだらりと舌を垂らしている。
「佐代子さん、私からひとつ提案があるのですが」
ずんずんと僕を突き上げながら、プラグを咥えた姉さんに、翔が言った。
「きょう、家に帰ったら、さっそく、巧君の躰を綺麗にしてあげてくれませんか?」
「え?」
顏を上げる姉さん。
「一緒に、お風呂に入れとでも?」
「いえ、そうではなく」
翔が苦笑し、僕の上半身をねじり、右の腋の下を姉さんに見せた。
「全身の体毛を剃ってあげてほしいのです。腋毛も、陰毛も…。性奴隷は、極力淫らでなければなりません」
「剃毛…ですか?」
姉さんが、僕の肉棒の根元に生えたにこ毛に、指先で触れる。
「これがなくなれば、性器がもっと露わになって、よりいっそう、淫らに見える…。つまりは、そういうことですね?」
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