淫美な虜囚

ヤミイ

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50 M男への道④

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 こうなったらもう、運命に身を任せるしかない。

 翔の言う”調教”がどこまでエスカレートするのか不安だけれど、正直、姉さんが間に入るのは悪くない。

「お手柔らかに頼むよ」

 弱々しく微笑んで、翔の腰の上で、僕は躰の力を抜く。

「巧…いつのまにか、立派なオトナになってたのね」

 僕のペニスを間近に見て、しみじみと姉さんがつぶやいた。

「こんなの見せられたら、これから、どうしていいか、わからない…」

 どういう意味だろう?

 佐代子姉さんの、その何かに憑りつかれたような横顔にゾクっとしたものを感じた瞬間ー。

 姉さんの繊細な指がプラグの取っ手をつまみ、数センチ、尿道口から引き出す方向に動かした。

「あぐっ…」

 今の今まで膀胱の入口までみっしり詰まっていた細い棒が、ぬるぬるの尿道の管の内側をこすり上げ、

「きゅ、きゅうう…」

 僕はたまらずびくんと腰を突き上げた。

「ごめん、痛かった?」

 姉が手を止め、気づかわしげに、僕の様子を盗み見る。

 僕はゆるゆるとかぶりを振った。

「だ、だいじょうぶ…」

 嘘ではなかった。

 挿入時と比べ、痛みはまったくといっていいほど、ない。

 一度奥まで突っ込まれたことで、僕の躰が、ある程度、異物に慣れてきたのかもしれなかった。

「そう、よかった。じゃあ、これは?」

 うれしそうに微笑んで、再びプラグを尿道口に差し込む佐代子姉さん。

 薄物のガウンを通して、心持ち上を向いた形のいい乳房の先で、薔薇色の乳首が勃起しているのが透けて見える。

 ズブズブズブ…。

 テラテラ光る丸い亀頭の中に、またしてもゆっくりと沈んでいく尿道拡張プラグ。

 その周囲からは、新たなカウパー腺液がじゅるじゅると滲み出している。

「ああ…あああ…ああああ…」

 口が自然に開き、涎があふれ出た。

 今度ははっきりわかった。

 これ、気持ち、いい・・・。

 マジでこれ、やばい…。

 姉さん、僕、病みつきに、なりそうだー。
 

 
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