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喘ぎ声で目が覚めた。
薄目を開けると、絡み合う肌色の身体と身体が、視界に飛び込んできた。
彼が、Kを抱いている。
Kの華奢な裸身を横抱きにして、腋の下や乳首にキスの雨を降らせているのだ。
しかも、彼のペニスは、胡坐をかいた上に座ったKのアナルに、しっかりと挿入されているようで、
「イ、イイ…」
彼が腰を揺すり上げるたびに、Kが切なげに喘ぐのが、否が応でも耳に聴こえてくる。
Kはと言えば、完全に躰の力を抜き、男根だけを派手に立たせて、彼にすべてをゆだねている。
彼のキスが乳頭に触れるたびに、
「アンッ」
女のような声を出すのが許せない。
そうー。
目覚めてその光景を目の当たりにした瞬間、僕が感じたのはすさまじい嫉妬だった。
曲がりなりにも彼は僕の調教師、飼育係なのだ。
1年の長きにわたる調教期間に、当然僕らの間には、愛情に似たものが生まれていたはずだ。
それなのに、今の彼の所作ときたら、まるでKのほうを愛しているといわんばかりではないか…。
「な、何をしてるんです…?」
僕はたまらず問いかけた。
「勝負はどうなったんですか? 社内公認の肉便器として、僕とKのどちらを選ぶかの?」
「だから、こうしてるのさ」
彼がカチンコチンに硬くなったKのペニスをレバーのように押し下げ、離す。
飛沫を飛ばしながら跳ね上がる肉棒の先には、よく見るとカテーテルが挿入されている。
「あ…」
僕は自分のペニスを見やり、すでにカテーテルが外されていることに気づいた。
「貴様の精液はもう採った。次はこいつの番だ。最後にもう一度ふたりの精子を味わって、美味なほうを栄えある公認肉便器に任命することにする」
「もっと、握って…」
Kが彼の手を取り、己の股間に導いた。
「皮をめくって、中を触って…」
甘ったるい声で、僕の決め台詞まで、真似する始末だった。
仮性包茎という点では、僕らは同類なのである。
そしてそれは、肉便器の第一条件でもあった。
彼に言わせれば、
仮性包茎のほうが、感じやすい。
皮を使った方法など、逝かせるまでのバリエーションも豊富だし、嬲り甲斐があるというわけだ。
「もうべちょべちょにしやがって」
彼がカウパー腺液で濡れたKの亀頭を指の腹でさすりながら、あざけるように言う。
「じゃあ、血が出るまで滅茶苦茶に扱きに扱いて、おまえのスキムミルクも、最後の一滴まで搾り取ってやる」
薄目を開けると、絡み合う肌色の身体と身体が、視界に飛び込んできた。
彼が、Kを抱いている。
Kの華奢な裸身を横抱きにして、腋の下や乳首にキスの雨を降らせているのだ。
しかも、彼のペニスは、胡坐をかいた上に座ったKのアナルに、しっかりと挿入されているようで、
「イ、イイ…」
彼が腰を揺すり上げるたびに、Kが切なげに喘ぐのが、否が応でも耳に聴こえてくる。
Kはと言えば、完全に躰の力を抜き、男根だけを派手に立たせて、彼にすべてをゆだねている。
彼のキスが乳頭に触れるたびに、
「アンッ」
女のような声を出すのが許せない。
そうー。
目覚めてその光景を目の当たりにした瞬間、僕が感じたのはすさまじい嫉妬だった。
曲がりなりにも彼は僕の調教師、飼育係なのだ。
1年の長きにわたる調教期間に、当然僕らの間には、愛情に似たものが生まれていたはずだ。
それなのに、今の彼の所作ときたら、まるでKのほうを愛しているといわんばかりではないか…。
「な、何をしてるんです…?」
僕はたまらず問いかけた。
「勝負はどうなったんですか? 社内公認の肉便器として、僕とKのどちらを選ぶかの?」
「だから、こうしてるのさ」
彼がカチンコチンに硬くなったKのペニスをレバーのように押し下げ、離す。
飛沫を飛ばしながら跳ね上がる肉棒の先には、よく見るとカテーテルが挿入されている。
「あ…」
僕は自分のペニスを見やり、すでにカテーテルが外されていることに気づいた。
「貴様の精液はもう採った。次はこいつの番だ。最後にもう一度ふたりの精子を味わって、美味なほうを栄えある公認肉便器に任命することにする」
「もっと、握って…」
Kが彼の手を取り、己の股間に導いた。
「皮をめくって、中を触って…」
甘ったるい声で、僕の決め台詞まで、真似する始末だった。
仮性包茎という点では、僕らは同類なのである。
そしてそれは、肉便器の第一条件でもあった。
彼に言わせれば、
仮性包茎のほうが、感じやすい。
皮を使った方法など、逝かせるまでのバリエーションも豊富だし、嬲り甲斐があるというわけだ。
「もうべちょべちょにしやがって」
彼がカウパー腺液で濡れたKの亀頭を指の腹でさすりながら、あざけるように言う。
「じゃあ、血が出るまで滅茶苦茶に扱きに扱いて、おまえのスキムミルクも、最後の一滴まで搾り取ってやる」
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