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Kは唇で僕の亀頭をすっぽり覆い、尿道口に尖らせた舌先をこじ入れる。
そうしながら、右手で僕の右の精巣を、左手で僕の左の精巣を握りしめ、ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう愛撫する。
睾丸は確かに真ん中でふたつに割れている。
袋は一つだが、中央部がくぼんでジッパーみたいな襞で仕切られているのだ。
Kはその左右に分かれた精巣を、袋ごと握りしめてむぎゅむぎゅ揉んで揉んで揉みしだく。
ふたつの精巣をこんなふうに別々に握られ、揉みまくられるのは、生まれて初めての経験だった。
精巣は、精子をつくる働きを持つ、固いアーモンド形の生殖器官である。
ここで生産された精液が、リピドーをトリガーとして、何億という僕の分身を尿道へと送り出す。
Kは僕の敏感極まりない亀頭の先端を責めることによって、そのリピドーを生み出そうとしているのだった。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
不自由な洋梨型の裸体を蠢動させ、喘ぎまくる僕。
平らな下腹がひくひく起伏し、干しレーズンみたいに黒ずんだ乳輪の真ん中から、桃色の乳頭が勃ち上がる。
彼が前に立ち、その僕の乳首に何かを取り付けた。
痛みが走り、僕ははっと胸を見る。
洗濯ばさみが二つ、貧弱な胸板から屹立した卑猥な肉芽をその硬いくちばしで挟み込み、斜めに突き出ている。
その二つの洗濯ばさみを、僕の乳首を挟んだまま、彼がくりくり動かしにかかった。
「あぐっ」
僕はのけぞった。
「アアアアアアアア・・・アアッ!」
痛い。
でも、それがまた、僕自身の嗜虐心をそそり、次第に気持ちよくなってくるから、不思議だった。
横目で鏡に映った自分を盗み見た。
エロい。
そこに映る僕の姿は、ぞくっとするほど、エロかった。
四肢を上向きに拘束され、お尻を真下に突き出す格好で一本のロープで吊るされた、全裸の僕。
無理やり折り曲げられた勃起ペニスは亀頭をKにディープキスされ、彼には洗濯ばさみで乳首をいじられて…。
「イ、イキ、そう…」
しんねりと目を閉じ、僕は震えながら、つぶやいた。
さすが仮性包茎同士だった。
Kが柔らかい唇を剥けた亀頭の表面に吸いつかせ、ドーム全体を舐めるようにヌルヌル動かすのが、なんともいえず、気持ち、いい。
敏感な裏筋を舐めてくるざらついた舌の感触も、また最高だ。
「ああ、だ、だめ…い、いっちゃうぅぅ…」
ドクン、ドクン、ドクン、どくん、どくん、どくん…。
快楽の脈動を躰の底に感じながら、恥辱まみれの姿態のまま、僕は切なく甘い息をゆっくりと吐き出した。
そうしながら、右手で僕の右の精巣を、左手で僕の左の精巣を握りしめ、ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう愛撫する。
睾丸は確かに真ん中でふたつに割れている。
袋は一つだが、中央部がくぼんでジッパーみたいな襞で仕切られているのだ。
Kはその左右に分かれた精巣を、袋ごと握りしめてむぎゅむぎゅ揉んで揉んで揉みしだく。
ふたつの精巣をこんなふうに別々に握られ、揉みまくられるのは、生まれて初めての経験だった。
精巣は、精子をつくる働きを持つ、固いアーモンド形の生殖器官である。
ここで生産された精液が、リピドーをトリガーとして、何億という僕の分身を尿道へと送り出す。
Kは僕の敏感極まりない亀頭の先端を責めることによって、そのリピドーを生み出そうとしているのだった。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
不自由な洋梨型の裸体を蠢動させ、喘ぎまくる僕。
平らな下腹がひくひく起伏し、干しレーズンみたいに黒ずんだ乳輪の真ん中から、桃色の乳頭が勃ち上がる。
彼が前に立ち、その僕の乳首に何かを取り付けた。
痛みが走り、僕ははっと胸を見る。
洗濯ばさみが二つ、貧弱な胸板から屹立した卑猥な肉芽をその硬いくちばしで挟み込み、斜めに突き出ている。
その二つの洗濯ばさみを、僕の乳首を挟んだまま、彼がくりくり動かしにかかった。
「あぐっ」
僕はのけぞった。
「アアアアアアアア・・・アアッ!」
痛い。
でも、それがまた、僕自身の嗜虐心をそそり、次第に気持ちよくなってくるから、不思議だった。
横目で鏡に映った自分を盗み見た。
エロい。
そこに映る僕の姿は、ぞくっとするほど、エロかった。
四肢を上向きに拘束され、お尻を真下に突き出す格好で一本のロープで吊るされた、全裸の僕。
無理やり折り曲げられた勃起ペニスは亀頭をKにディープキスされ、彼には洗濯ばさみで乳首をいじられて…。
「イ、イキ、そう…」
しんねりと目を閉じ、僕は震えながら、つぶやいた。
さすが仮性包茎同士だった。
Kが柔らかい唇を剥けた亀頭の表面に吸いつかせ、ドーム全体を舐めるようにヌルヌル動かすのが、なんともいえず、気持ち、いい。
敏感な裏筋を舐めてくるざらついた舌の感触も、また最高だ。
「ああ、だ、だめ…い、いっちゃうぅぅ…」
ドクン、ドクン、ドクン、どくん、どくん、どくん…。
快楽の脈動を躰の底に感じながら、恥辱まみれの姿態のまま、僕は切なく甘い息をゆっくりと吐き出した。
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