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フィストファックとは、手首から先をすべて性器にぶちこむ荒業だ。
普通、女性に対して行われるものだが、まれに男性同士の性交にも使われると聞いたことはある。
しかし、それがわが身に降りかかるとは、さすがに思ってもみなかった。
女性の膣と男性の肛門とでは、当然のことながら、つくりが違う。
女性器の場合、出産に耐えられるよう、初めから上部にできているのだ。
それに比べて、肛門はぜい弱だ。
僕が懸念したように、やり方次第では大惨事を招きかねなかった。
「大丈夫さ。きさまのアナルは、開発され尽くしてもうガバガバだ。これまでに、いったい何本のチンポを咥え込んだんだ? ああん?」
笑いながら、彼が右手をこじった。
「ほおら、5本目だ」
ぐちゅ。
「あううっ」
下半身が引き裂かれるような感覚に、僕は呻いた。
痛みが去るのを待って、おそるおそる、動ける範囲で腰を浮かせて、下を見た。
マジか・・・。
とたんに、声を失った。
あり得ない。
突き上げられた彼の右手は、手首の先がすっかり僕の肛門内に消えている。
「K,いったん、こいつから離れろ」
僕の肛門に片手を突っ込んだまま、彼が言った。
「おまえ、そろそろ危ないだろう。ここらで一度、体位を変えるんだ。ふたりでコイツを始末する。いいな?」
「助かります」
ふたりを繋ぎ留めていた手のひらを彼が開くと、Kが兜合わせを中断して、僕の下半身から身を引いた。
「こんなシーン見せらながら兜合わせしてたら、ミルク、すぐに出ちゃいますよ。危うく負けちゃうとこでした」
射精寸前のペニスをかばいつつ、はにかむように笑うK。
「おまえはまだ新人だから、ハンデをやろうというわけさ」
彼は不敵に微笑むと、無造作に右腕一本で僕を操り、好き放題、動かした。
「ヤ、ヤメ、テ・・・アア・・・」
いつのまにか僕は犬のように四つん這いになり、高々とお尻を突き上げ、肛門を彼に捧げていた。
「俺はしばらくこの体位で遊ぶ。K、おまえはその間、コイツを吊るす準備をしろ。わかったな」
普通、女性に対して行われるものだが、まれに男性同士の性交にも使われると聞いたことはある。
しかし、それがわが身に降りかかるとは、さすがに思ってもみなかった。
女性の膣と男性の肛門とでは、当然のことながら、つくりが違う。
女性器の場合、出産に耐えられるよう、初めから上部にできているのだ。
それに比べて、肛門はぜい弱だ。
僕が懸念したように、やり方次第では大惨事を招きかねなかった。
「大丈夫さ。きさまのアナルは、開発され尽くしてもうガバガバだ。これまでに、いったい何本のチンポを咥え込んだんだ? ああん?」
笑いながら、彼が右手をこじった。
「ほおら、5本目だ」
ぐちゅ。
「あううっ」
下半身が引き裂かれるような感覚に、僕は呻いた。
痛みが去るのを待って、おそるおそる、動ける範囲で腰を浮かせて、下を見た。
マジか・・・。
とたんに、声を失った。
あり得ない。
突き上げられた彼の右手は、手首の先がすっかり僕の肛門内に消えている。
「K,いったん、こいつから離れろ」
僕の肛門に片手を突っ込んだまま、彼が言った。
「おまえ、そろそろ危ないだろう。ここらで一度、体位を変えるんだ。ふたりでコイツを始末する。いいな?」
「助かります」
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「こんなシーン見せらながら兜合わせしてたら、ミルク、すぐに出ちゃいますよ。危うく負けちゃうとこでした」
射精寸前のペニスをかばいつつ、はにかむように笑うK。
「おまえはまだ新人だから、ハンデをやろうというわけさ」
彼は不敵に微笑むと、無造作に右腕一本で僕を操り、好き放題、動かした。
「ヤ、ヤメ、テ・・・アア・・・」
いつのまにか僕は犬のように四つん這いになり、高々とお尻を突き上げ、肛門を彼に捧げていた。
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