僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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 ふと気がつくと、彼の手は完全に僕から離れてしまっていた。

 ついさっきまでは、曲がりなりにも僕の陰嚢を掴んでいてくれたのに、である。

 揉まれもせず、ただ彼の手に握られているだけだったのだが、それでもまだ、放置されるよりはマシ・・・。

 そう思って自分を慰めていたにもかかわらず、である。

 今や彼は、Kを責めることにいつになく喜びを感じているらしかった。

 僕の目の前で、という条件が彼の”調教師”魂に火をつけたのかもしれない。

 社会人になったばかりの、見た目、チャラい若造から一歩も抜け出ていないK。

 だからこそ、彼の嗜虐心が燃え上がるのだろう。

 そう。

 僕の時もそうだったのだ。

 最初、サイクリングで出かけた林の中で、彼に初めて抱かれた高校生のあの時も・・・。

 Kは胡坐をかいた彼の足の間に尻を落とし込み、後ろから抱きしめられて乳首を愛撫されている。

 腰を上下に弾ませているのは、彼のペニスが肛門を貫いているからだ。

 彼は片手と口でKの乳首をそれぞれ愛撫しながら、空いたほうの手でKの股間から屹立した肉棒を扱いている。

 かれの握り拳からはみ出たKの亀頭は半分以上剥けており、彼の手の動きに合わせて包皮が表面を擦っている。

「ああん、いっちゃう、あん、だめ、ああん」

 Kが蕩けそうな声で言う。

 甲高いその声はまるで恋人に甘える少女のそれだ。

「まだだ」

 腕の中で身悶えするKを犯し、凌辱しながら、耳元で彼が囁いている。

「俺がそんなもったいないことを許すと思うか? ほら」

「あ、ああっ!」

 彼が愛撫と扱きを中断し、Kの腰を持ってその躰を持ち上げる。

 ずぼっ。

 湿った音がして、浮いたKの尻肉の間から、彼の勃起ペニスが現れた。

「や、やめ・・・」

 Kが半泣きの顏をする。

「やめ、ないで・・・」

 恥ずかしそうに、うなだれた。

「ふふ、本音が出たな」

 彼が両手でKを持ち上げたまま、今度は自ら腰を突き上げ、Kの肛門の入口にペニスの先を触れさせた。

「そんなにほしいいか? これが」

「・・・」

「ほしいなら、どうしてほしいか、自分の口ではっきり言ってみろ」

「ください・・・」

 ついにKが口を開いた。

「主任のぶっといおチンポで、もう一度、僕の恥ずかしい肛門を、めちゃくちゃにして、ください・・・」
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