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 僕の余った包皮に先っちょを包まれ、連結された二本のペニス。

 互いの先走り汁でヌルヌルになった皮の内側で、ズル剥けの亀頭同士が鼻を突き合わせている。

 それだけでも十分気持ちいいのだが、ここはもっと責めるべきだった。

 僕はわずかに腰を横に動かしてから少し前進した。

 包皮の中でいったん亀頭の先が離れ、

「あ」

 Kが未練気に僕を見た。

「だいじょうぶだ」

 僕は安心させるようにそう言うと、ペニスの位置を調節して包皮の中で己の亀頭をKの亀頭の横にくっつけた。

 そもそも一本分の内径しかない僕の包皮の内側はかなりの狭さである。

 そこに横並びで二本の亀頭が並んだのだから、その密着感はすごかった。

 いくらKのペニスがペンシルのように細いといっても、亀頭部分はそれなりに膨らんでいる。

 それが、剥き出しの”頬”同士を、お互いの中に自分をめり込ませるようにくっつけたのだから、たまらない。

「アアッ」

 Kの声がまた裏返った。

 顎の細いイケメン顔のKの童顔が快楽に歪むさまは、見ていてぞくぞくする。

 僕は亀頭と亀頭の密着部位からじんじん広がってくる痺れるような快感に耐えながら、包皮の上からいきなり、

「これなら文句ないだろう?」

 そう言いながら右手で二本のペニスをぎゅうっと握ってやった。

 握ったまま、ゆっくり前後にひと扱きする。

「ハアアア・・・」

 Kの眼が見開かれた。

 口が半開きになり、中で桃色の舌が蠢くのがわかった。

 一筋、透明なよだれがその端っこから垂れ落ちる。

「もう、ヨガってるのか」

 彼が薄く笑って、背後から交差させた手で、Kの胸に咲くあの一対のポッチを抓んでクリクリこね回す。

「こんなに乳首勃たせやがって」

「だ、だめ・・・」

 Kが身悶えするように細い腰をくねらせた。

 骨盤が飛び出るほど痩せた腰の中央に、薔薇色に染まった一本の肉の棒だけが、ほぼ水平に飛び出ている。

 その硬く芯のある肉の器官は同様に突き出た僕のペニスと差し違いになり、ひとつの包皮で亀頭を繋がれている。

「気持ち、いいかい?」

 Kのアクメ顔をじっくり観察しながら、もう一度握った右手で二本の生殖器を包んだ包皮を扱き下げると、

 にゅるり。

 何とも言えない快感がKの亀頭に密着したおのが亀頭の横っ面から湧き上がって、

「くう・・・ん」

 僕自身、あえなく少女めいた声を上げてしまったものだった・・・。

 
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