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「グフッ」
 
 咥えさせられた。

 左から、包皮を纏ったKの亀頭。

 そして右から、ズル剥けの彼の亀頭である。

 視野を遮る二本の陰茎の向こうに、大開脚させられた僕自身の股間からそそり立つもう一本の陰茎が見える。

 そいつは、二つに分かれた彼の操作する電極に挟まれ、通電されて真っ赤に充血している。

 しかも、彼が茎に沿って電極を根元から先端まで何度も往復させるため、いつになく簡単に包皮が剥けていた。

 僕の仮性包茎陰茎が、手を使わず、自動的に剥けるのは、よほどの快感を覚えた時に限るのだがー。

 今がまさに、その時だというわけだ。

 絶え間ない陰茎への通電に加えー。

 両の乳首を挟んだクリップから流れてくる微弱な電流。
  
 そして更に、肛門の奥深くまでねじ込まれ、直腸内を攪拌しながら、前立腺隆起を刺激しまくる極太バイブ・・・。

 いつ狂ってもおかしくない、あまりに過激なSMプレイのつるべ打ちである。

 事実、僕は半ば狂いかけていたに違いない。

 その証拠に、何かを口いっぱいに咥えたくて仕方なくなっていた。

 そこへ、折よくつっこまれた二本の勃起陰茎である。

 僕が夢中でしゃぶりついたのは、もう、言うまでもない。

 まず、口腔内で舌を絡め、巧みにKの亀頭が被った包皮を剥いていく。

「あっ!」

 思いのほか、可愛らしい声を発して、Kが腰を引こうとした。

 後退した包皮の下から、汁気のあるつるすべの若い亀頭が現れるのがわかった。

 そこに舌を巻きつけ、ずるりと一周、舐めてやる。

「ああああ・・・」

 Kの叫びが心なしか甘い響きを帯び、僕の口から陰茎を引き抜こうとする力が弱まった。

 チャンスだった。

 僕は頬を窄め、彼の亀頭を剥けかけたKの亀頭にくっつけた。

 そうしておいて、口の中でふたつをコリコリこすり合わせにかかる。

「あひいっ」

 Kがのけぞり、痙攣する。

「こ、これは・・・?」

 彼の喉からかすれ声が漏れた。

 いける。

 僕は心の中でほくそ笑んだ。

 今に見てろ。

 肉便器の逆襲の始まりだ。
 

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