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「めくってあげますよ。ご希望通りにね」
Kが言い、両手で肉筒を回しながら、その手を徐々に根元のほうへと下げていく。
ヌルリ。
濡れた亀頭の表面を包皮が滑る感触に、
「アアアッ」
僕ははしたなく鳴いてしまう。
カーブを過ぎると包皮は一気に後退して、雁首の出っ張りの下に縮緬みたいに縮んで隠れてしまった。
ほわっ。
上がったのは白い湯気である。
同時にかすかなアンモニアの臭いが鼻を衝く。
臭いには他の成分も含まれていて、どこか鰹の出し汁のそれに似ているようだ。
「恥垢臭いな。ちょっと洗ってやれ」
僕の肛門の奥で前立腺隆起を揉みしだきながら、彼が言う。
「確か、そこの棚に媚薬入りのローションがあったはずだ」
恥垢臭い・・・。
屈辱的な指摘だった。
「これですね」
僕が恥辱のあまり凍りついていると、Kが何か小瓶のようなものを持って、戻ってきた。
「媚薬成分含有か。こりゃ、楽しみだ。この人、ただでさえイッチャッテルのに、大丈夫かな」
Kが僕のズル剥け亀頭の真上で、キャップを外し、小瓶を傾けた。
少し赤味を帯びた液体が、とろりと亀頭に降りかかる。
冷たかった。
見る間に液体が亀頭を覆っていった。
しばらく待った。
なあんだ。
僕は脱力した。
必要以上に身構えただけ、損した気分だった。
別にどうということはない。
ただのローションを垂らされたのと、大した違いはないようだ。
「さて、どうかな」
Kが透明な液でべちょべちょになった僕の亀頭を、両手で包む。
そうしてすりすりローションを表皮に擦り込み始めた。
「あう」
僕は眉をひそめた。
熱い。
どんどん亀頭が熱を帯びていく。
上がる湯気の量が増え始め、先端の切れ込みから新たなカウパー腺液が滲んできた。
ジンジンする。
疼きが止まらない。
亀頭全体が、烈しく疼いて仕方がないのだ。
Kが指に力を籠め、亀頭を扁平になるまで押し潰す。
その瞬間だった。
突然、ペニスの中心でリミッターが外れたような爆発が生まれー。
「あひ、あひいっ!」
次の一瞬―。
僕はそう叫びながら、ズル剥けチンポの先から真っ白い汁を噴き出していた。
Kが言い、両手で肉筒を回しながら、その手を徐々に根元のほうへと下げていく。
ヌルリ。
濡れた亀頭の表面を包皮が滑る感触に、
「アアアッ」
僕ははしたなく鳴いてしまう。
カーブを過ぎると包皮は一気に後退して、雁首の出っ張りの下に縮緬みたいに縮んで隠れてしまった。
ほわっ。
上がったのは白い湯気である。
同時にかすかなアンモニアの臭いが鼻を衝く。
臭いには他の成分も含まれていて、どこか鰹の出し汁のそれに似ているようだ。
「恥垢臭いな。ちょっと洗ってやれ」
僕の肛門の奥で前立腺隆起を揉みしだきながら、彼が言う。
「確か、そこの棚に媚薬入りのローションがあったはずだ」
恥垢臭い・・・。
屈辱的な指摘だった。
「これですね」
僕が恥辱のあまり凍りついていると、Kが何か小瓶のようなものを持って、戻ってきた。
「媚薬成分含有か。こりゃ、楽しみだ。この人、ただでさえイッチャッテルのに、大丈夫かな」
Kが僕のズル剥け亀頭の真上で、キャップを外し、小瓶を傾けた。
少し赤味を帯びた液体が、とろりと亀頭に降りかかる。
冷たかった。
見る間に液体が亀頭を覆っていった。
しばらく待った。
なあんだ。
僕は脱力した。
必要以上に身構えただけ、損した気分だった。
別にどうということはない。
ただのローションを垂らされたのと、大した違いはないようだ。
「さて、どうかな」
Kが透明な液でべちょべちょになった僕の亀頭を、両手で包む。
そうしてすりすりローションを表皮に擦り込み始めた。
「あう」
僕は眉をひそめた。
熱い。
どんどん亀頭が熱を帯びていく。
上がる湯気の量が増え始め、先端の切れ込みから新たなカウパー腺液が滲んできた。
ジンジンする。
疼きが止まらない。
亀頭全体が、烈しく疼いて仕方がないのだ。
Kが指に力を籠め、亀頭を扁平になるまで押し潰す。
その瞬間だった。
突然、ペニスの中心でリミッターが外れたような爆発が生まれー。
「あひ、あひいっ!」
次の一瞬―。
僕はそう叫びながら、ズル剥けチンポの先から真っ白い汁を噴き出していた。
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