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「そのまま、首の後ろで両手を組んで、バイブに体重をかけるんだ」

「は、はい・・・」

 ズブズブズブ・・・。

 肛門の括約筋を押し広げ、情け容赦なく極太バイブがめり込んでくる。

 引き攣れるように直腸の内壁が収縮し、真珠を埋め込んだように凸凹したシリコンの棒を締めつけた。

「アア・・・」

 思わず知らず、愉悦の声が漏れていた。

 僕ほどの肉便器になると、肛門性交はノーマルなセックスよりもずっといい。

 特に、相手のペニスが長ければ長いほど、太ければ太いほど、興奮してしまう。

 しかし、全国の支社を回って、これまで百人以上の社員のペニスを受け容れてきたけれど、作り物とはいえ、これほどまでの巨根は初めてだった。

 パッと見僕は、ヒンズースクワットの体勢を取っている。

 しかし、根本的に違うのは、躰を支えているのが曲げた両脚だけでなく、肛門に刺さった極太バイブも、であるということだ。

 両脚のバネを使って少し躰を上下に動かしてみた。

「クハッ」

 とたんに快感が脳天を突き抜けて、僕は甘い吐息を漏らしていた。

 開いた股倉ではにょきにょきとペニスが直立を始め、後退しかけた包皮から亀頭の先を覗かせている。

 躰を上下させる反動で、勃起ペニスが揺れる感じがたまらなく気持ちいい。

「次はKだな」

 僕の目の前にもう一本バイブを立て、彼が言う。

「おまえとK、ふたり同時にメスイキだ。どっちの精液が先に涸れるか、楽しみだ」



  
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