僕は肉便器 ～皮をめくってなかをさわって～ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

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　両手両足を腰の後ろで拘束され、そこを起点にロープで宙吊りにされた僕。

　四肢を背中側に捻られて、僕は頭と胴体だけの肉塊と化し、真下に勃起した陰茎を突き出している。

　万華鏡のように、周囲の鏡が僕の痴態を映し出す。

　江戸川乱歩の短編に『鏡地獄』というのがあったけど、今の僕はまさにあれのエロバージョンだ。

「こいつのチンコは、いつ見てもビンビンだな」

　僕を挟んで彼とKがベッドの上に立った。

　ウォーターベッドの機能は一時的に停止させられて、今は表面が平らに戻っている。

「仮性包茎のくせに、よくこんなに続けて勃起させられますね」

「そういうおまえだって、仮性包茎で、しかもまだ勃ってるじゃないか」

「だって俺はまだ出してませんから。そろそろ出したいところですけどね」

「よし、まずおまえから行け。器具でサポートしてやるから」

　そう言いながら彼が手に取ったのは、二本の電動マッサージ器だった。

　ﾌﾞｳｳｰﾝ。

　二本一度にスイッチを入れると、やにわに僕の乳首に当ててきたからたまらない。

「やめろ！」

　僕は叫んだ。

「やめてくれ！」

　ｽﾞｷｭﾝｯ！

　駆け抜けた快感でチンポが角度を上げるのがわかった。

「ｱｱｰｯ！　ｱｱｱｰｯ！」

　振動するシリコンの先端でグリグリされて、ツンツンに尖りゆく乳首。

　しかも、ふたついっぺんにだなんて、あまりに気持ちよすぎるのだ。

「乳首、こうされるの、好きか？」

　意地悪い口調で、彼が訊く。

「ﾁｭ、ﾁｭｷ･･･」

　ガクガクとうなずく僕。

　角度を上げ切った肉バナナが、振動でゆさゆさ揺れる。

　そこにKが、自分の勃起ペニスを押し当ててきた。

　ﾍﾟｼｯ！

　ﾍﾟｼｯ！

　剣道の試合のように、勃起して湾曲したペニスで、竹刀よりも硬い僕のペニスを弾き始めたのだ。

　一本のロープで吊るされただけの僕は、チンポに加えられた衝撃で、烈しく左右に回転する。

　ねじれたロープが戻るのを待って、回ってきた僕のペニスをまたKが打つ。

　その繰り返しに、二本の電マによる乳首責め。

「ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ…」

　僕が剥けかけた亀頭の先の尿道口からまた新たな液を分泌させるのに、長くはかからなかった。