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ーわかってますか? あなた今、ふたりの男にチンコ、舐められてるんですよ?
改めて言われるまでもなかった。
部屋は全面鏡張りなのだ。
天井にも壁にも鏡が貼られ、そのどれにも、全裸で仰臥した僕の下半身に群がるふたりが大写しになっている。
裸の尻を突き出したふたりの青年が顔をうずめているのは、剃毛された僕の股間である。
限界まで押し広げられた股倉ー。
そこから弓のように反り返った僕の男性器を、両側から舌を伸ばし、つけ根から先端まで舐め回しているのだ。
肉茎の側面を交互に往復する熱くざらついた舌。
それは亀頭に近づくと、皮の剥けた部分に差し掛かり、ズル剥けの先端までをも隈なく舐め上げる。
その時が一番感じる瞬間で、どちらかの舌が亀頭の剥け部分に到達するたび、僕は跳ね上がる。
「アアアッ、ソ、ソレハ・・・」
そんな僕の動きをベッドが吸収し、無重力状態ででもあるかのように、柔らかく受け止める。
ウォ―ターベッドの表面温度はちょうど人肌くらいに保たれ、その中に包み込まれているだけでも、気持ちいいことこの上ない。
彼が僕の睾丸を握り、揉みながらぎゅうぎゅう引っ張った。
そうされることで戻ろうとする包皮が剥け、亀頭が容赦なく露わにされるのだ。
「こいつ、ヤバいくらいに勃ってますね。さっき出したばっかりなのに」
僕の肉棒の片側を、ハーモニカを吹くようにしゃぶりながら、Kが言う。
Kの左手は僕の胸に伸び、テロテロテロテロ乳首を触っている。
手のひらを擦過させることで、乳頭に刺激を与え、勃起させるつもりなのだ。
「しかもこの先走り汁の多さ・・・。こいつの亀頭、もうべちょべちょじゃありませんか」
わざと舌先で僕の尿道口をつつき、粘液の糸を見せびらかして嘲った。
アンッ。
つい、声が出た。
感じてしまったのだ。不覚にも。
コイツ扱いされることに少しカチンときたけど、快感の前に、何も言えなくなる。
おまえだって、ついさっきは、もう行く寸前だったくせに…。
「覚せい剤が効いてるのもあるが、元々こいつはこうなんだよ。でなけりゃ、激務の社内肉便器は務まらない。なんせ、繁忙期には、一日20人以上にご奉仕するんだからな」
攻められながら、僕は恥辱で真っ赤になる。
フラッシュバックする甘美で忌まわしい記憶たち。
トイレで、倉庫で、会議室で、屋上で、所かまわず裸に剥かれ、後ろから前から、犯される僕ー。
相手は男性管理職が多いけど、中には女性のお局もいる・・・。
改めて言われるまでもなかった。
部屋は全面鏡張りなのだ。
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裸の尻を突き出したふたりの青年が顔をうずめているのは、剃毛された僕の股間である。
限界まで押し広げられた股倉ー。
そこから弓のように反り返った僕の男性器を、両側から舌を伸ばし、つけ根から先端まで舐め回しているのだ。
肉茎の側面を交互に往復する熱くざらついた舌。
それは亀頭に近づくと、皮の剥けた部分に差し掛かり、ズル剥けの先端までをも隈なく舐め上げる。
その時が一番感じる瞬間で、どちらかの舌が亀頭の剥け部分に到達するたび、僕は跳ね上がる。
「アアアッ、ソ、ソレハ・・・」
そんな僕の動きをベッドが吸収し、無重力状態ででもあるかのように、柔らかく受け止める。
ウォ―ターベッドの表面温度はちょうど人肌くらいに保たれ、その中に包み込まれているだけでも、気持ちいいことこの上ない。
彼が僕の睾丸を握り、揉みながらぎゅうぎゅう引っ張った。
そうされることで戻ろうとする包皮が剥け、亀頭が容赦なく露わにされるのだ。
「こいつ、ヤバいくらいに勃ってますね。さっき出したばっかりなのに」
僕の肉棒の片側を、ハーモニカを吹くようにしゃぶりながら、Kが言う。
Kの左手は僕の胸に伸び、テロテロテロテロ乳首を触っている。
手のひらを擦過させることで、乳頭に刺激を与え、勃起させるつもりなのだ。
「しかもこの先走り汁の多さ・・・。こいつの亀頭、もうべちょべちょじゃありませんか」
わざと舌先で僕の尿道口をつつき、粘液の糸を見せびらかして嘲った。
アンッ。
つい、声が出た。
感じてしまったのだ。不覚にも。
コイツ扱いされることに少しカチンときたけど、快感の前に、何も言えなくなる。
おまえだって、ついさっきは、もう行く寸前だったくせに…。
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