僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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 開いた股の間から反り返るバナナ。

 僕はバナナの先端を凝視し、太腿の腱を震わせる。

 くいっ。

 くいっ。

 腰を前後に動かすたびに、包皮が剥けて亀頭が上下する。

「カワヲメクッテ…」

 よだれを垂らし、僕は懇願せずにはいられない。

「ナカヲサワッテ…」

 カクカクカク。

 腰を振り、重みのあるペニスを揺らして訴える。

「ヤダ、こいつ、なんて言ってんの?」

 キャバ嬢のひとりが眉をひそめた。

「こいつ、仮性包茎だから、こういってんだよ」

 クスクス笑いながら、もうひとりが翻訳を開始した。

「皮をめくって、中を触って、だって」

「中って、あのヌルヌルの?」

「そう。先走り汁でべちょべちょの、あの赤紫色の亀頭だよ」

「うひゃあ、なんか臭ってきそう」

 事実、そうだった。

 そっくり返り、湾曲した筋肉の棒。

 その先端で剥き出しになったドーム状の肉の笠は、今やぬらぬらと光沢を放ち、切れ込み口から汁を出している。

 言わずと知れた、恥垢の匂いの混じったカウパー腺液である。

「そんなバッチいもん、自分で扱けってんだよ」

 女たちが言い、ボンネットの上の僕に唾を吐きかけた。

 これには愕然とした。

 わざわざ僕を、外に引っ張り出しておいて、誰も触ってくれないというのだろうか。

 クスリを打たれたせいで、ペニスは別の生き物のようにいきり立ち、溶鉱炉で熱せられたみたいに熱い。

 快感が津波のように押し寄せ、僕はボンネットの上で腰を跳ね上げ、ペニスを揺らす。

 ハアハアハア…。

 こうなったら仕方がない。

 自分一人で気持ちよくなるまでだ。

 僕は四つん這いになると、四肢を広げ、蜘蛛のようにフロントガラスに貼りついた。

 冷たいガラスに、火照った股間を押しつけ、ゆっくりと腰を上下に動かしていく。

 ネチャ。

 液が付着し、ガラスが曇る。

 亀頭の裏側に触れた辺りを中心に、蛞蝓が這ったような跡が出来始めー。

 アフウッ。

 僕は切なく熱い吐息を漏らし、尺取虫じみた腰の動きで、熱病にかかったかのように、しきりに喘ぎ始めた。

 

 

 
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