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駐車場から、営業車を出す。
助手席には新入社員のK。
得意先を出ると同時に、僕の股間に手を伸ばしてきた。
「やめろよ。変なことするなよ」
軽くいなそうと手を払いのけると、
「聞いてますよ。先輩のこと」
逆に手をはたかれ、股間を握られた。
「な、何を…」
嫌な予感がした。
まさか、まだ入社して二ヶ月のこいつが…?
「肉便器なんですってね、先輩」
含み笑いしながら、Kが言う。
「うちの会社の、歩くストレス発散装置」
「馬鹿」
僕はむっとした。
新人のくせに、生意気な。
曲りなりにも僕は先輩社員である。
ひとを公衆便所扱いするのは十年早い。
「おまえ、まだ入りたてだろ? 生意気なこと言ってないで、まず仕事を覚えろよ」
「いいんですか。そんなこと言って」
Kは僕の股間から手をどけようとしない。
それどころか、いいように揉みしだくと、ファスナーまで下げ始めた。
「おいっ! やめろって!」
つい、声が荒くなる。
少し裏返ってしまったのは、アレが、反応し始めたからだった。
窮屈な締めつけが不意になくなり、外気に晒された。
跳び出した肉色の棒を見て、Kが言った。
「説得力、ないんですよね。先輩ったら、ここを、こんなふうにしちゃっては」
「そ、それは…」
耳がカーっと熱くなる。
ある意味仕方なかった。
それだけKの愛撫は巧みだったのだ。
まさに新人離れした揉み方だったのである。
「一仕事終わったし、本当はしたいんじゃないですか?」
さらけ出された僕を握って、レバーのように左右に動かしながら、Kが言った。
包皮が剥けて、湯気が上がる。
同時に、ツンとした匂いが鼻を衝く。
「恥垢、溜まってますね。最近、舐めてもらってないとか?」
鼻をクンクン言わせて、Kがからかった。
「…」
僕は運転に集中しようとする。
でも、無理だ。
硬くなった乳首が、カッターシャツにこすれて疼く。
「行きましょう。…さんが待ってます」
Kが口にしたのは、久しぶりに聞く、彼の名だった。
Kの手の中で、僕のイチモツが、ぐわんと大きく膨らんだ。
快感のフラッシュバックで、先端から新たな淫汁が滲み出す。
あの人、帰ってたのか…。
僕に黙って、いつのまに…?
しかも、新人までも使ってー。
今度はいったい何を、たくらんでる?
助手席には新入社員のK。
得意先を出ると同時に、僕の股間に手を伸ばしてきた。
「やめろよ。変なことするなよ」
軽くいなそうと手を払いのけると、
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逆に手をはたかれ、股間を握られた。
「な、何を…」
嫌な予感がした。
まさか、まだ入社して二ヶ月のこいつが…?
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含み笑いしながら、Kが言う。
「うちの会社の、歩くストレス発散装置」
「馬鹿」
僕はむっとした。
新人のくせに、生意気な。
曲りなりにも僕は先輩社員である。
ひとを公衆便所扱いするのは十年早い。
「おまえ、まだ入りたてだろ? 生意気なこと言ってないで、まず仕事を覚えろよ」
「いいんですか。そんなこと言って」
Kは僕の股間から手をどけようとしない。
それどころか、いいように揉みしだくと、ファスナーまで下げ始めた。
「おいっ! やめろって!」
つい、声が荒くなる。
少し裏返ってしまったのは、アレが、反応し始めたからだった。
窮屈な締めつけが不意になくなり、外気に晒された。
跳び出した肉色の棒を見て、Kが言った。
「説得力、ないんですよね。先輩ったら、ここを、こんなふうにしちゃっては」
「そ、それは…」
耳がカーっと熱くなる。
ある意味仕方なかった。
それだけKの愛撫は巧みだったのだ。
まさに新人離れした揉み方だったのである。
「一仕事終わったし、本当はしたいんじゃないですか?」
さらけ出された僕を握って、レバーのように左右に動かしながら、Kが言った。
包皮が剥けて、湯気が上がる。
同時に、ツンとした匂いが鼻を衝く。
「恥垢、溜まってますね。最近、舐めてもらってないとか?」
鼻をクンクン言わせて、Kがからかった。
「…」
僕は運転に集中しようとする。
でも、無理だ。
硬くなった乳首が、カッターシャツにこすれて疼く。
「行きましょう。…さんが待ってます」
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Kの手の中で、僕のイチモツが、ぐわんと大きく膨らんだ。
快感のフラッシュバックで、先端から新たな淫汁が滲み出す。
あの人、帰ってたのか…。
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