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「うぎゅ…あふ、ひはあ…」
 全体重がかかる指に、直腸の奥の奥まで串刺しにされ、蟲みたいに悶える僕。
 でも、両脚と両手を頸の後ろで緊縛され、荷物のように吊るされているので、身動きすることもままならない。
 そのうち所長は左手を僕のお尻に当てて支えにすると、右腕に溜めを作り、凄い勢いでズブズブ刺し始めた。
「アア、アア、アン、アン、アンッ」
 僕はガクガク震え、よだれを垂らす。
 口から勝手に舌が飛び出し、うねうね動く。
 眼球がぐるっと裏返しになり、頭の中が真っ白になった。
 一本の管と化した肉体を、絶え間なく指で突かれる満足感。
 肛門からは謎の汁が溢れ、所長の右腕をたらたらたらたら伝い落ちる。
「躰を回転させてやったら、どうですか」
 面白そうに眺めていた彼が、またしてもそこで助言した。
「所長の指を支点にして、そのいやらしい裸体を、コマみたいに回転させるのです」
「いい考えだ」
 所長が、僕のお尻をつかんだ左手の位置を変える。
「中はぐちょぐちょに濡れてるから、潤滑油にも事欠かないしな」
「ええ。ここまでぐちゅぐちゅなら、よもや切れ痔になることもありませんしね」

 
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