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 ちゅぷ。
 チュプ、チュプ、チュプ。
「ハアー、ハアアアアッ!」
 所長の野太い指が、僕の肛門を突く。
 何度も疲れているうちに、透明な淫汁が孔の縁から溢れ出す。
「これはどうだ」
 ただ突き上げるのに飽きたのか、所長の指が中で鉤型に曲がった。
 第二関節で指を曲げたまま、僕の直腸内をまさぐるゴリラ男。
「あったぞ。このコリコリが、Gスポットだ」
 ぎゅううっ。
 膨らみを、押された。
「おらおらおらおらあっ! メスイキしやがれ!」
 男の性的中枢、前立腺を内包した”ぷっくり”を圧迫され、僕の中に、例のドライオーガズムの渦が巻き起こる。
「あう、あうう、あうううう、あああんっ!」
 たまらなかった。
「ひいいっ」
 喘ぎとともに、
 ぷしゅっ。
 吹き出す肛門汁。
 にょき、にょきにょきにょきっ!
 あばらの浮いた胸板に、謎の茸のように硬く乳首が尖った。
「ああん、ああ、あん、あん、あんっ!」
 僕は白眼を剥き、口から泡を吹いて、海鼠のような舌を吐き出した。
 ビキン、ビキン、ピキッ、ピキッ。
  内腿の筋肉が痙攣を起こし、皮膚に腱が浮き上がる。
 下腹では腹筋が割れんばかりに脈動して、勃起陰茎の先からは涸れたはずのミルクが垂れる。
「俺にも手伝わせてくださいよ。この新人、もっとすごいことに、しちゃいましょうよ」
 乱れ狂う僕の痴態を黙って見ていた彼が、その時急に、机の脚に縛ったロープを解き始めた。
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