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「何を言ってる。こんなの序の口だろう。まだ、出したりないくせに」
 先輩が嗤い、僕のペニスに顔を近づける。
「相変わらず、いい匂いだ。獣の匂いがぷんぷんする」
「お願い…な、なめ、て…」
 射精したばかりだというのに、躰の火照りは一向に収まらない。
 肉棒もカチコチに勃起したままで、萎える気配は微塵もない。
「次は、メスイキを試してみるか」
 先輩が精液の付着した僕の亀頭を指先で撫でる。
「メスイキ、つまり、ドライオーガズムというのは、いわば涅槃の快楽だ」
 ミルクで濡れた僕の亀頭に舌を這わせながら、先生が解説する。
「女性のオーガズムと同じで、その快感には際限がなく、射精にかかわらず、いつまでも続くのさ。ほら、こうして、俺がおまえの前立腺スポットを、こうして刺激し続ける限り」
 もう一本の彼の指は、まだ僕のアナルにめり込んだままだ。
 相変わらず、第二関節を曲げて、あの直腸壁の膨らみを弄っている。
 言われてみれば、その通りだった。
 さざ波のような快感がやむことなく下半身を浸していて、ペニスにどんどん血流が送り込まれてくるようなのだ。
 じゅぼっ。
 じゅぼ、じゅぼ、じゅぼぼっ。
 彼が口を窄め、本格的に僕をフェラし始めた。
「クウウウウウ…イ、イイ・・・」
 机の上で、全裸のままのけぞる僕。
 彼が右手を伸ばし、胸板の上で勃起した僕の乳首を手探りし始めた。
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