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 僕は彼に勃起ペニスを引っ張られ、腹が胸にくっつくまで、躰を二つに折り曲げられている。
 そのため尻が真上を向き、大きく開脚させられているせいで、肛門が丸出しになっている。
 いわゆるちんぐり返しの体位で机の上に載せられたそんな僕のペニスを扱きながら、先生は穴に指を入れている。
 彼がカッターシャツに黒いパンツといった格好でいるのに対し、僕は一糸まとわぬ裸である。
 痩せた裸体は汗で濡れ光り、薄い胸板の上ではグミのように黒ずんだ乳首が化石したように硬くなっている。
 ズブズブズブ…。
 彼の指が、肛門を穿つ。
 ぐちゅぐちゅぐちゅ。
 粘液の音を立てながら、次第に奥へと入っていく。
「どうだ? 痛いか?」
 訊かれて僕は、かぶりを振って否定する。
 彼の唾が潤滑剤として働いているおかげだろう。
 思ったよりも、痛くない。
 それどころか、慣れてくると、かなり、気持ち、いい。
 人差し指のつけ根まで見えなくなった時だった。
「ならば、もっと気持ちよくしてやろう」
 口角をわずかに吊り上げ、先輩が言った。
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