86 / 325
86
しおりを挟む
ぺちゃ。
床に粘液の染みがつくのがわかった。
僕の腕力が弱いので、どうしても股間から斜め下に伸びた性器が長すぎて、先っぽが床をこすってしまうのだ。
くうう。
躰を反らして、僕は動きを止めた。
まずい。
気持ちよく、なってきた・・・。
その時、声がした。
ま、まずい。
事務の女性たちが、こっちの部屋に…。
-ねえ、あの子、何してんの?ー
ーうわ、きっもっ! あの人、服着てないよー
-ああ、あれね。所長のいつもの新人罰ゲームだよ。見てなよ、面白いから。
-罰ゲーム? 裸の腕立て伏せが? うう、ブラックう~。
-それよりさ、なんかあの子、立っちゃってるみたいなんですけど?
-ええ? それって本人が悦んでるってこと?
-そういう場合って、パワハラにならないような。
床と僕の躰のすき間に起こりつつ変化に気づいた事務員たちが騒ぎ出す。
おそるおそる、視線を下半身に注いでみた。
やっぱり…。
僕は首の付け根まで赤くなる。
股間の中央で、陰茎が勢いを取り戻し、反り返ろうとしている。
ついさっき、彼の口の中にあれほどの量を放出というのに、もうあんなに・・・。
全身の血液を集めた僕の陰茎は、たわわに実ったバナナのように重くなっている。
しかも、床にこすれた反動で、先端の包皮が少し剥け、濃いピンクの亀頭が顔を覗かせてしまっているのだ。
「誰が休んでいいと言った!」
四つん這いのまま硬直した僕を見下ろし、所長が怒鳴った。
どうやらしっかり事務員たちの目を意識しているようだ。
「それに、これは何だ?」
傍らにしゃがみ込むと、僕の股間と床のすき間を覗き込んで、嫌味な声を出す。
「おまえ…すっかり勃起してるじゃないか。やっぱりそうか。おい、新人、おまえ、さっきあいつに何された?」
床に粘液の染みがつくのがわかった。
僕の腕力が弱いので、どうしても股間から斜め下に伸びた性器が長すぎて、先っぽが床をこすってしまうのだ。
くうう。
躰を反らして、僕は動きを止めた。
まずい。
気持ちよく、なってきた・・・。
その時、声がした。
ま、まずい。
事務の女性たちが、こっちの部屋に…。
-ねえ、あの子、何してんの?ー
ーうわ、きっもっ! あの人、服着てないよー
-ああ、あれね。所長のいつもの新人罰ゲームだよ。見てなよ、面白いから。
-罰ゲーム? 裸の腕立て伏せが? うう、ブラックう~。
-それよりさ、なんかあの子、立っちゃってるみたいなんですけど?
-ええ? それって本人が悦んでるってこと?
-そういう場合って、パワハラにならないような。
床と僕の躰のすき間に起こりつつ変化に気づいた事務員たちが騒ぎ出す。
おそるおそる、視線を下半身に注いでみた。
やっぱり…。
僕は首の付け根まで赤くなる。
股間の中央で、陰茎が勢いを取り戻し、反り返ろうとしている。
ついさっき、彼の口の中にあれほどの量を放出というのに、もうあんなに・・・。
全身の血液を集めた僕の陰茎は、たわわに実ったバナナのように重くなっている。
しかも、床にこすれた反動で、先端の包皮が少し剥け、濃いピンクの亀頭が顔を覗かせてしまっているのだ。
「誰が休んでいいと言った!」
四つん這いのまま硬直した僕を見下ろし、所長が怒鳴った。
どうやらしっかり事務員たちの目を意識しているようだ。
「それに、これは何だ?」
傍らにしゃがみ込むと、僕の股間と床のすき間を覗き込んで、嫌味な声を出す。
「おまえ…すっかり勃起してるじゃないか。やっぱりそうか。おい、新人、おまえ、さっきあいつに何された?」
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説





塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる