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 僕はだんだん大胆になる。
 彼にされたことを思い返し、無我夢中で乳首をしゃぶる。
 僕の舌と唇に弄ばれて、薔薇色の彼の乳首が石のように硬くなる。
 右だけでなく左の乳首も根元に影ができるほど膨張し、硬い芯が通ったようにすでにカチカチだ。
 逞しい胸に頬を押しつけ、僕は口を尖らせ、巧みに舌を閃かせながら、ふたつの乳首を交互に舐めまくった。
「う、うまいな…ほ、本当に、初めてなのか?」
 右手で自身と僕の勃起陰茎を握りしめ、左手で僕の頭を撫でながら、興奮にかすれた声で彼が訊く。
「もちろんです」
 斜め下から彼の顔を見上げ、僕は甘えた声で言ってやる。
「僕は、ただ、自分がしてほしいことを、してるだけですよ」
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