僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
60 / 324

60

しおりを挟む
「この汁がなんだかわかるか?」
 ネチャネチャした僕の亀頭を撫で回しながら、彼が訊く。
 快感に打ち震えながら、僕はゆるゆる首を横に振る。
 先走り汁。
 前駆液。
 俗称くらいは聞いたことがある。
 それが性交時の摩擦を和らげる潤滑剤だということも。
 でも、当然のことながら、それ以上の知識はない。
 だって、学校の保健体育の授業でも、そんなことは教えてくれなかったのだ。
「説明してやろう。この液体は、カウパー腺液と言って、男性が性的興奮を感じた際に、尿道球腺から尿道内に分泌され、外尿道口から体外に排出される体液だ。
 精子は酸に弱い。
だから、射精の前にあらかじめカウパー腺液を分泌することで、腟内を弱アルカリ性にし、精子へのダメージを最小限にするというわけだ。
そして、これは知っていると思うが、もう一つの重要な働きは、性交時の陰茎と膣の粘膜同士の摩擦を和らげること。
カウパー腺液の見た目は、この通り、無臭の無色透明の粘液であり、若干の塩味を伴う。
おまえの液が芳ばしく匂うのは、液自体の臭いというより、仮性包茎で溜まった恥垢の臭気が混じっているといえそうだ。まあ、俺はそれも童貞の証拠だから、満更嫌いではないが。
 さて、分泌された後のカウパー腺液だが、中度の粘性があり、皮膚に付着したものを指につけてみると、数十センチメートルほど糸を引くように伸びる。皮膚表面に塗り広げると乾燥しやすい性質があるが、再度水分を与えると、ほぼ元の状態に復帰する。
乾くと光沢のある白色の物質に変化するから、濃い色の下着などに付着した場合は目立ちやすい。
だが、水で濡らした指先などでこすることで、容易に目立たなくすることが可能なのだ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

処理中です...