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「は、はやく、く、咥えて・・・」
 倒れたシートの上で仰向けにされ、剥き出しの股間を彼に向かって突き出して、僕はねだった。
 もう、一刻の猶予もないほど、僕のペニスは怒張してしまっている。
 彼に揉まれた睾丸は溜まった精液でまん丸に膨らみ、今にも中でチャプチャプ音を立てそうだ。
「出したい…出させて・・・」
「あわてるな」
 亀頭と包皮の隙間から親指と人差し指を抜き、口に持っていって付着した僕の体液を彼がぺろりと舐める。
「悪くない」
 そうつぶやくなり、今度は唇を湯気を上げて火照った亀頭の先に近づけた。
 ぬるすべの先端に彼の息がかかり、
「アアンッ」
 僕はまた、悩ましげに腰をくねらせた。
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