僕は肉便器 ~皮をめくってなかをさわって~ 【童貞新入社員はこうして開発されました】

ヤミイ

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「今更そんなこと」
 軽い男と見られたくない。
 その一心で、もう一度、反撃を試みた。
「強がるんじゃない。こんなに感じているくせに」
 濡れた歩先を指の裏でタップされ、
 アンッ。
 たまらず悶えてしまう僕。
 後は一気呵成だった。
「もう逃がさないよ。おまえは俺のもの」
 ”キミ”が”おまえ”に変わっている。
 マウントをとってるつもりなのか。
 彼の手の動きが速くなる。
「僕は、逃げてなんか、いない」
 包皮を剥かれ、快感に歯を食いしばりながら、拗ねた眼で彼を睨み、僕は答えた。
「あなたこそ、僕を置いて・・・」
「あの時は、仕方がなかった。おまえが気を失った途端、ほかの登山客が来て・・・。いったんその場を離れて、もう一度戻った時には、おまえはもういなかった・・・」
「そう、だったの…?」
 あの時、僕も焦っていた。
 精液まみれの性器をショパンの裾からはみ出させた破廉恥な姿を、他人に見られるわけにはいかなかったのだ。
 最初のサービスエリアで、彼は車を止めた。
 狭い車内で向き合う僕ら。
「会いたかった…」
 言いかけた僕の口を、彼の唇が塞いだ。
 貪るようなキスとともに、カッターシャツの中に手が忍び込み、僕の薄い胸板を彼の手のひらが撫でさする。
「あうっ」
 舌を吸われる快感と、テロテロ撫でられる摩擦で、たちまちカチコチに勃起するふたつの乳首。
 その乳頭をつまみ、彼の執拗な”コリコリ”が始まった。
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