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水底の亡霊
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悲しみが落ちてきた。
深く深く沈んでゆく。
湖面に揺らめくは君の涙か泡沫か。
見上げた先には悲しき君の姿。
ここへおいで。君はひとりじゃない。
上を見上げ光る世界を観よう。
「なんですかその歌」
文芸部の部室内。
本棚の文庫本を整頓しながら急に歌を口ずさみ出したカナ先輩に僕、旗谷透は読んでいた文庫本から顔を上げ聞く。
先輩は振り向き僕の質問に答える。「歌じゃなくて詩よ」
「藍野雅文っていう作家が書いた詩」
「詩ですか。綺麗な詩ですね。その作家さんは存じ上げないですけど、美しい言葉が並んでいるのに、どこか切なくて、儚くて」
「あんまり有名な作家じゃなかったしね。知る人ぞ知るってほど著名人でもなく、ヒット作にも恵まれなかった」
「そうなんですね。もったいないな。素敵な詩なのに」
「君はこういう叙情的なものに弱いもんね」
「深みのあるものが好きなんです。流行ってるエンターテイメント作品なんかよりよっぽど。キャッチーだなんて聞こえはいいけど、ただ上っ面だけすくい取った重みのない作品でしょ」
「言うねぇ。さすが期待の文芸部員」
「バカにしてます?」
「いーや。君は今時見ない貴重な文化人だからね。唾つけてんの」
んまッ! 投げられた投げキッスを避け再び文庫本に目を落とす。
「はいはいさいですか」
そう褒めるカナ先輩は先月行われた文芸コンクールで最優秀賞を受賞した。僕は選外。非常に悔しい。
「来年こそ受賞してやる」
「うん。私は来年部活引退だからね。君には頑張ってもらうよ」
僕にとって目標であり敵わないライバルでもあった。
「深みっていえばねぇ」文庫本に集中する僕をガン無視し先輩は話かけてくる。
「この詩、一見ステキな作品だけど、本当の意味を知ると見方が変わるんだよ」
本当の意味?
顔を上げると先輩と目が合った。興味を持ったと受け止めたらしい。先輩の目が三日月型に細められる。
「旗谷くん、蓼浦公園って知ってる?」
「蓼浦? ……ああ、街の中心部にある森のような広い公園ですよね。大きな池が真ん中にある」
「この詩の舞台がまさにその公園なのよ。厳密にいえば、公園にある池なんだけど」
「池? 池が詩と何か関係でも?」
「注目すべきは詩の語り手の視点。この語り手、どこにいると思う?」
「話からすると公園じゃないですか。池の周辺とか」
「池の中だよ」先輩が言った。
「『悲しみが落ちてきた』って表現、これは池に身を投げた自殺者のこと。『光る世界』は水底の上……飛び込む前の世界。『ここへおいで』は次の自殺者を呼び込んでいる。この詩の語り手は池に沈んだ死体なの」
「それは……つまり……」
「水底の自殺者の死体が、次に池に落ちてくる自殺者を眺め待ち構えている、それがこの詩の本質」
「すごく怖い話じゃないですか! 知りたくなかった!!」
「いやでも実際死んでるよ。あの池」
げ。マジで。
「僕通学路であの公園通るんですけど!?」
蓼浦公園はちょうど自宅と学校の中間地点にあり、僕は通学路として毎回自転車で公園の敷地内を遮る。通学ラッシュで自転車用車道が混む際、抜け道として最適の道なのだ。
この道のお蔭で僕は朝の通学ストレスを軽減できている。
「もうあの公園怖くて通れない……」
公園を避けて通るとなると、ぐるり円をなぞるように回らなくてはなる。かなり遠回りだ。
……先輩め余計なこと言いやがって。
先輩はこちらの反応など露知らずケロっとした表情で話を続ける。
「池の水抜いて掃除する番組あるでしょ。絶対あそこ出ないじゃん。大きな池なのに。抜いたら困るものが出てくるからだよ。知ってる? 自殺の名所に自殺者が途絶えない理由って自殺者が次の仲間を呼び寄せてるからなんだって」
「負の連鎖じゃないですか」
「海や川でもある例だよ。きっと寂しいのよね。だから霊感のある人は迂闊に水辺に近づかない。死者の声に耳を傾けてしまうから」
うへえ。
まだ九月半ばなのに背筋が凍る。
「で、ここまでがファンタジーな要因。実際は人間のその時の心理状態や感覚によるもの」
「あ、医学的根拠あるんだ……」
「決定的証拠ではないけど、その時感じた音や色、体感、気分などいろいろな要因が重なって衝動が起きる。そしてその衝動を躊躇わなかった際自殺というシチュエーションが完成されてしまうの。公園にある木々の緑、吹き抜ける風、道路から響く微かなエンジン音に排気ガスの匂い……そういった体の各器官を狂わせる要素を揃えやすいのねあの公園」
「ますます通りたくなくなりました……ていうか、その詩を書いた作者は蓼浦公園の実態を知ってたってことですか?」
「だって作者が語り手として書いた作品だもの」
「は」
「彼も死者の魂に引き寄せられて自ら命を断ったのよ。だからこの詩は世に出ることなく封印された」
パンチが強すぎるって。
ていうかカナ先輩。
じゃあ、どうしてあなたは未発表の藍野雅文の詩を知ってるんですか?
放課後。
あんな怖い話をカナ先輩から聞かされたのに僕は通学路を通っていた。好奇心ではない。単に遠回りが面倒だったから。
(幽霊的な怖さなんて実害があるわけじゃない。恐怖さえ感じなければこっちのもんだ)
秋の虫の音色を聞きながら夕方の公園の道を自転車で走る。
もうすぐ例の池がある。大丈夫。走り抜けてしまえ。何も感じず何も考えず。
吹いた風に頬を撫でられ感覚を奪われた。
その瞬間。今まで意識してなかった五感が急速に働き始める。
夕刻の風が涼しい。
木々の葉が擦れる音が耳もとで囁いた。
車の挑発的なクラクションが聞こえる。家庭から流れてくる玉葱を炒めた香り。カレーか。焼き魚の匂いもした。灯る街灯の明かりがまだ夕方なのにぼんやりと鈍く白に光っている。
瞬間にノスタルジー。
気づけば自転車から降りていた。
目の前には大きな池があった。
(なんだか凄く分かる。俺、今すごい引き寄せられてる)
足元が自然に池の水面まで向かう。
水面は夕日を浴び静かに揺らめいている。
一歩。また一歩。
柵があるのに躊躇いなくまたいでしまう。
「……」
ぼうっと水面を見つめていると、襟首を凄い勢いで後ろから引っ張られた。
「……なにやってるの君は」
尻もちをつき後ろを見るとカナ先輩が立っていた。血の気がなく青褪めた顔をしていた。
「本当だ……なにやってんだろう……僕は」
先輩の顔を見てやっと我に返った。自分で自分のしたことがわからなかった。
まるで幽体離脱した魂が身体に戻るような感覚だった。
「死者の魔力ってやつですかね」
池から離れた公園のベンチに座り自販機で先輩が買ってくれた缶ジュースを飲む。
「まさか自分が……って感じでした。怖かったです」
「私も怖かったわよ。虫の報せか、もしやと思って行ったら案の定だもの」
先輩は林檎ジュースを飲んだ。
喉が乾いていたのかゴクゴクと喉の動きを止めない。僕はぽつりと呟く。
「他の人たちもそうだったのかな」
「……自殺って本当に死にたくてしてるわけじゃないのかも。突然、ふっと出てきた何かに憑りつかれちゃうのよ」
「衝動、ですかね」
「うん」僕の言葉にカナ先輩は首肯く。
「私たちも衝動で作品を書き上げるでしょ。衝動があるから作品を書ける。創り上げられる世界がある。でも……殺すのも同じ。藍野雅文も……私の父も自分の創った小説に殺された」
やっぱり藍野雅文は先輩のお父さんだったか。
彼女がやけに彼について事情を知っているのも納得ができた。
「父さんが言ってた。自分が生み出し殺したキャラクターはいずれ自分を“招きに来る”って。『何故自分たちを殺したんだ』『我々は死の淵でお前を待ってるぞ』って。父はサスペンス作家でたくさん自分のキャラクターを作中で葬った。まあ、既にあんな発想をする時点で、父は創作という亡霊に憑りつかれ、心を蝕まれてたんだわ」
画家や小説家などクリエイティブな活動をしている人物は心を病みやすいという話はよく聞く。
己の作品に納得できず苦しみもがき、終いには命を断つケースも多い。
それでも彼らは作品を創り続ける。
クリエイターは創作に命をかける。
「そんな父を目の当たりにしても私は筆を置きたいとは思わなかった。作品を書き続けたいと思ってしまった」
僕たちはしがない文芸部員。
「きっと作品を創る側の人も、私たちも狂ってるのかもね」
残りの一滴を飲みこみ、僕たちは公園を後にした。
外の世界に出るといつの間にか夜になっていた。
車のハイビームが眩しい。犇めくビルの窓は明るい。
こんなに光で溢れているのに、闇は隠れ引きづり込もうと自分たちを待っている。
僕たちはその闇の中に身を投じながら闇を振り払い自分の世界を創っていく。
それが創作者として生きることだ。
深く深く沈んでゆく。
湖面に揺らめくは君の涙か泡沫か。
見上げた先には悲しき君の姿。
ここへおいで。君はひとりじゃない。
上を見上げ光る世界を観よう。
「なんですかその歌」
文芸部の部室内。
本棚の文庫本を整頓しながら急に歌を口ずさみ出したカナ先輩に僕、旗谷透は読んでいた文庫本から顔を上げ聞く。
先輩は振り向き僕の質問に答える。「歌じゃなくて詩よ」
「藍野雅文っていう作家が書いた詩」
「詩ですか。綺麗な詩ですね。その作家さんは存じ上げないですけど、美しい言葉が並んでいるのに、どこか切なくて、儚くて」
「あんまり有名な作家じゃなかったしね。知る人ぞ知るってほど著名人でもなく、ヒット作にも恵まれなかった」
「そうなんですね。もったいないな。素敵な詩なのに」
「君はこういう叙情的なものに弱いもんね」
「深みのあるものが好きなんです。流行ってるエンターテイメント作品なんかよりよっぽど。キャッチーだなんて聞こえはいいけど、ただ上っ面だけすくい取った重みのない作品でしょ」
「言うねぇ。さすが期待の文芸部員」
「バカにしてます?」
「いーや。君は今時見ない貴重な文化人だからね。唾つけてんの」
んまッ! 投げられた投げキッスを避け再び文庫本に目を落とす。
「はいはいさいですか」
そう褒めるカナ先輩は先月行われた文芸コンクールで最優秀賞を受賞した。僕は選外。非常に悔しい。
「来年こそ受賞してやる」
「うん。私は来年部活引退だからね。君には頑張ってもらうよ」
僕にとって目標であり敵わないライバルでもあった。
「深みっていえばねぇ」文庫本に集中する僕をガン無視し先輩は話かけてくる。
「この詩、一見ステキな作品だけど、本当の意味を知ると見方が変わるんだよ」
本当の意味?
顔を上げると先輩と目が合った。興味を持ったと受け止めたらしい。先輩の目が三日月型に細められる。
「旗谷くん、蓼浦公園って知ってる?」
「蓼浦? ……ああ、街の中心部にある森のような広い公園ですよね。大きな池が真ん中にある」
「この詩の舞台がまさにその公園なのよ。厳密にいえば、公園にある池なんだけど」
「池? 池が詩と何か関係でも?」
「注目すべきは詩の語り手の視点。この語り手、どこにいると思う?」
「話からすると公園じゃないですか。池の周辺とか」
「池の中だよ」先輩が言った。
「『悲しみが落ちてきた』って表現、これは池に身を投げた自殺者のこと。『光る世界』は水底の上……飛び込む前の世界。『ここへおいで』は次の自殺者を呼び込んでいる。この詩の語り手は池に沈んだ死体なの」
「それは……つまり……」
「水底の自殺者の死体が、次に池に落ちてくる自殺者を眺め待ち構えている、それがこの詩の本質」
「すごく怖い話じゃないですか! 知りたくなかった!!」
「いやでも実際死んでるよ。あの池」
げ。マジで。
「僕通学路であの公園通るんですけど!?」
蓼浦公園はちょうど自宅と学校の中間地点にあり、僕は通学路として毎回自転車で公園の敷地内を遮る。通学ラッシュで自転車用車道が混む際、抜け道として最適の道なのだ。
この道のお蔭で僕は朝の通学ストレスを軽減できている。
「もうあの公園怖くて通れない……」
公園を避けて通るとなると、ぐるり円をなぞるように回らなくてはなる。かなり遠回りだ。
……先輩め余計なこと言いやがって。
先輩はこちらの反応など露知らずケロっとした表情で話を続ける。
「池の水抜いて掃除する番組あるでしょ。絶対あそこ出ないじゃん。大きな池なのに。抜いたら困るものが出てくるからだよ。知ってる? 自殺の名所に自殺者が途絶えない理由って自殺者が次の仲間を呼び寄せてるからなんだって」
「負の連鎖じゃないですか」
「海や川でもある例だよ。きっと寂しいのよね。だから霊感のある人は迂闊に水辺に近づかない。死者の声に耳を傾けてしまうから」
うへえ。
まだ九月半ばなのに背筋が凍る。
「で、ここまでがファンタジーな要因。実際は人間のその時の心理状態や感覚によるもの」
「あ、医学的根拠あるんだ……」
「決定的証拠ではないけど、その時感じた音や色、体感、気分などいろいろな要因が重なって衝動が起きる。そしてその衝動を躊躇わなかった際自殺というシチュエーションが完成されてしまうの。公園にある木々の緑、吹き抜ける風、道路から響く微かなエンジン音に排気ガスの匂い……そういった体の各器官を狂わせる要素を揃えやすいのねあの公園」
「ますます通りたくなくなりました……ていうか、その詩を書いた作者は蓼浦公園の実態を知ってたってことですか?」
「だって作者が語り手として書いた作品だもの」
「は」
「彼も死者の魂に引き寄せられて自ら命を断ったのよ。だからこの詩は世に出ることなく封印された」
パンチが強すぎるって。
ていうかカナ先輩。
じゃあ、どうしてあなたは未発表の藍野雅文の詩を知ってるんですか?
放課後。
あんな怖い話をカナ先輩から聞かされたのに僕は通学路を通っていた。好奇心ではない。単に遠回りが面倒だったから。
(幽霊的な怖さなんて実害があるわけじゃない。恐怖さえ感じなければこっちのもんだ)
秋の虫の音色を聞きながら夕方の公園の道を自転車で走る。
もうすぐ例の池がある。大丈夫。走り抜けてしまえ。何も感じず何も考えず。
吹いた風に頬を撫でられ感覚を奪われた。
その瞬間。今まで意識してなかった五感が急速に働き始める。
夕刻の風が涼しい。
木々の葉が擦れる音が耳もとで囁いた。
車の挑発的なクラクションが聞こえる。家庭から流れてくる玉葱を炒めた香り。カレーか。焼き魚の匂いもした。灯る街灯の明かりがまだ夕方なのにぼんやりと鈍く白に光っている。
瞬間にノスタルジー。
気づけば自転車から降りていた。
目の前には大きな池があった。
(なんだか凄く分かる。俺、今すごい引き寄せられてる)
足元が自然に池の水面まで向かう。
水面は夕日を浴び静かに揺らめいている。
一歩。また一歩。
柵があるのに躊躇いなくまたいでしまう。
「……」
ぼうっと水面を見つめていると、襟首を凄い勢いで後ろから引っ張られた。
「……なにやってるの君は」
尻もちをつき後ろを見るとカナ先輩が立っていた。血の気がなく青褪めた顔をしていた。
「本当だ……なにやってんだろう……僕は」
先輩の顔を見てやっと我に返った。自分で自分のしたことがわからなかった。
まるで幽体離脱した魂が身体に戻るような感覚だった。
「死者の魔力ってやつですかね」
池から離れた公園のベンチに座り自販機で先輩が買ってくれた缶ジュースを飲む。
「まさか自分が……って感じでした。怖かったです」
「私も怖かったわよ。虫の報せか、もしやと思って行ったら案の定だもの」
先輩は林檎ジュースを飲んだ。
喉が乾いていたのかゴクゴクと喉の動きを止めない。僕はぽつりと呟く。
「他の人たちもそうだったのかな」
「……自殺って本当に死にたくてしてるわけじゃないのかも。突然、ふっと出てきた何かに憑りつかれちゃうのよ」
「衝動、ですかね」
「うん」僕の言葉にカナ先輩は首肯く。
「私たちも衝動で作品を書き上げるでしょ。衝動があるから作品を書ける。創り上げられる世界がある。でも……殺すのも同じ。藍野雅文も……私の父も自分の創った小説に殺された」
やっぱり藍野雅文は先輩のお父さんだったか。
彼女がやけに彼について事情を知っているのも納得ができた。
「父さんが言ってた。自分が生み出し殺したキャラクターはいずれ自分を“招きに来る”って。『何故自分たちを殺したんだ』『我々は死の淵でお前を待ってるぞ』って。父はサスペンス作家でたくさん自分のキャラクターを作中で葬った。まあ、既にあんな発想をする時点で、父は創作という亡霊に憑りつかれ、心を蝕まれてたんだわ」
画家や小説家などクリエイティブな活動をしている人物は心を病みやすいという話はよく聞く。
己の作品に納得できず苦しみもがき、終いには命を断つケースも多い。
それでも彼らは作品を創り続ける。
クリエイターは創作に命をかける。
「そんな父を目の当たりにしても私は筆を置きたいとは思わなかった。作品を書き続けたいと思ってしまった」
僕たちはしがない文芸部員。
「きっと作品を創る側の人も、私たちも狂ってるのかもね」
残りの一滴を飲みこみ、僕たちは公園を後にした。
外の世界に出るといつの間にか夜になっていた。
車のハイビームが眩しい。犇めくビルの窓は明るい。
こんなに光で溢れているのに、闇は隠れ引きづり込もうと自分たちを待っている。
僕たちはその闇の中に身を投じながら闇を振り払い自分の世界を創っていく。
それが創作者として生きることだ。
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