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213 包丁の次はベルト

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砥石は手に入らなかったけど用意してくれるらしいし包丁は手に入ったから良しとしよう!

俺は次に服屋に向かう。
ここではコックさんの服とベルトを頼んである。服は分らないけどベルトは金属部分が出来れば穴の開いた皮と付けるだけだから直ぐに出来るはず?まぁ、金属部分が作れればの話だけど部屋や街を見る分にはそれ位は問題ないとおもうけど。

俺は服よりベルトが欲しいのである。何故なら今着ている服も少し大きいのだ、サイズ的には合っているんだろうけど肩幅やウエスト回りが大きくてズボンは紐で押えないとずり落ちてしまう。ここの人達は小さい時からガタイがいいのだろうか・・・俺は標準サイズのはず!!小さくはない・・・はず。

だから、ベルト紐が付いているズボンとベルトが欲しい!!


店内に入ると店員さんが着てセバスチャンの顔を見ると直ぐに奥に入ってしまった。どうしたんだろう?

店内を見てながら待っていると前回も会った店長さん?が飛んで出て来た。
膝をぶつけたけど大丈夫かな?

「おっお待たせ致しました。ルネ様は相変わらず可愛らしくいらして・・・じゃなっくて!ルネ様!!ルネ様がご所望のベルトが出来ましたのでご確認頂けますか?奥にどうぞ!!」

凄い勢いで話していて俺には解らなかったけど‟ベルト”は聞き取れたのから多分ベルトは出来たんだろう♪セバスチャンの顔を見ると頷てくれたので店長さんに付いて奥の部屋に行く。途中従業員さんに何か指示を出しながら歩いてく。

そこは前回通された部屋でお茶を飲みながら待つ。


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